2012年7月にフレンズプロビデント(Friends Provident International Limited、略称FPI)が日本居住の日本人の受け入れを停止してから8年が経った。
フレンズプロビデントの証券を持っている方は満期まで頑張って継続していこう!
8年以上証券を維持している継続力がある人たちだと思うし、手数料割合が減ってくるこれからが本当のうま味が出てくる事になる。
オフショア投資・海外積立投資商品は正しいルートで契約を!
フレンズプロビデントの証券を維持している日本人クライアントが今どれくらいいるのか分からないが、2012年以前ではオフショア積立投資と言えばフレンズプロビデントと言えるほど、圧倒的なシェアを誇っていた。
2012年にフレンズプロビデントが日本市場から撤退してからは群雄割拠な状態になっていたが、現在ではRL360°(旧名ロイヤルロンドン)の契約者が最も多く、次いでインベスターズトラスト(Investors Trust Assurance SPC、略称ITA)なのかなと思う。
フレンズプロビデントは2015年にAvivaグループに買収された後、2017年にはIFGL(International Financial Group Ltd)社へ売却する契約が締結され、2020年7月にその売却が完了となった。
RL360°社もIFGL社の傘下の会社なので、フレンズプロビデント社とRL360°社は兄弟会社となっている。
その歴史を考えれば、これから海外オフショア積立の契約を考えている人はRL360°を契約しておけば良いと思う。
https://www.facebook.com/RL360.group/posts/3206915249346726?__cft__[0]=AZWz3VkP9igD8t7fLmCYpfaT_t6yGgfBoB4OXN3sIXnW_EShx0FsoV-Hi_YN0OW42BhnIYCGIyy2Dp7taJ6cz96C27FjSL-4Aw0HzKnskK5KiOCBrIpduHGwt0AwllKsYD2H0KUfY3LHE9QhATXtOwuNAUkW7vmaVaRMVCNDHyl2fQ&__tn__=%2CO%2CP-R
フレンズプロビデント社が日本市場から撤退したのは日本の金融庁が圧力を掛けたと言っている人もいるが、それは違うと思う。
そうであれば、他の保険会社などのプロバイダーにも同様に圧力が掛かり、日本市場から撤退しているはずだ。
フレンズプロビデントが日本市場から撤退した理由は日本人のファイナンシャルリテラシーが低い事が要因だと思われる。
フレンズプロビデントはMLM(マルチレベルマーケティング≒ねずみ講)のような形式で日本に広まった部分があり、それ故に間違った商品理解をしている人が多い。
そして、MLMの形式で契約するとアフターサポートもそのMLMの中で行われる事になるので、とても杜撰となる。
紹介者がサポートを行う事になるのだが、万全にサポートを行えるはずがなく、最悪のケースでは紹介者と連絡が取れなくなるケースもある。
最悪のケースと言うが、その最悪のケースとなる事がとても多く、フレンズプロビデント社はこうした状況を良しとせずに日本市場を手放したと思われる。
今、海外積立を同じようにMLMのような形で契約するケースが再び増えているような気がする。
そのような形で契約すると商品理解ができないし、サポートを満期まで受けられなくなるので、せっかく良い商品に出会っても残念な結果になってしまう。
また、日本居住の日本人が契約できるオフショア金融商品が少なくなっている現状で、更に日本市場から撤退していく海外の保険会社が減ってしまう事は日本全体からしてもとても悲しい話だ。
海外オフショア金融商品は正しいルートで契約する事を心掛けてもらいたい。
正しいルートとは、海外にあるIFA(Independent Financial Adviser)と呼ばれる正規代理店に直接連絡して話を聞き、その正規代理店で直接契約する事。
紹介者や紹介会社などを挟む必要は全くない。
正規代理店(IFA)の選定ポイントは金融知識がありサポート力が優れているかどうかになる。
これからは契約する人はもちろん、今オフショア投資商品を契約している人もその契約方法に不安があるのであれば、正規代理店を移管(変更)する事をお勧めしたい。
⇒ ご質問や正規代理店の紹介依頼はこちらから。
コメント