コロナウイルスが終息しない今、香港を含めて海外へ渡航する事は困難だ。
HSBC香港など、海外に銀行口座を持っている方は凍結・休眠とならないように注意してもらいたい。
HSBC香港は1年に1回以上資金移動をしATMカードも使うべし!
日本以外の銀行口座の所有割合として多いのがHSBC香港なのかなと思う。
日本に余裕資金を置いていても意味がなく、国際分散投資の一環として、そして海外投資や海外旅行で外貨を使う際のハブ銀行として活用ができる。
インターネットバンキングも利用できるので、日本から気軽に扱える点もメリットと言える。
そんなHSBC香港、1年以上資金の移動がなければ口座が休眠・凍結となってしまう。
資金の移動は入金・出金だけでなく、口座内で資金が動いていれば大丈夫なので、例えば香港ドルと米ドルを1年に1回両替しておけばよい。
また、ATMカードも1年に1回は使っておかないと利用できなくなってしまう。
近くのコンビニなどでの残高照会で良いのでATMカードを使っておくことをお勧めする。
口座が休眠・凍結となると、状況に応じて対処法は異なってくるが、香港に渡航しないと解決できない事もある。
自力で解決するのは困難で、有料のサポート会社を利用せざるを得ないケースも少なくない。
コロナウイルスが終息しない今、日本人が香港に入国すると4週間の隔離となる。
GPSリストバンドつけられ、GPSと連動したアプリをスマホにダウンロードし、どこにいるかをチェックされる。
外出してしまうと、罰金HKD25,000が課され半年間の収監となってしまう。
2週間の滞在費用・時間を考えても、銀行口座の休眠・凍結解除の為に香港に行く事は得策ではない。
香港はこうした厳しい対策を打っていて、5月6月はほとんど新規のコロナウイルス患者は出ていなかったようだが、7月に入って増加傾向にある。
元々、入国時14日間の隔離は6月までの対策予定であったが9月まで伸びている。
今の状況を見ると、9月でこの隔離体制を解除するとは思えないので、12月まで伸びる事だろう。
12月に隔離解除されるかと言われれば、冬になっていくので引き締める事が考えられ、今後1年くらいは香港に渡航するのは難しいかもしれない。
(香港に限らず、ほとんどの国がそうだと思う。)
こうした状況下でHSBC香港だけでなく、ハンセン銀行、スタンダートチャータード銀行、中国銀行、シティバンク等々の口座が休眠・凍結となり、渡航しないと解決できないとなれば大問題!
1年以内に1回は口座内資金を動かす事とATMカードを使う事を忘れないようにしてもらいたい。
コロナウイルスや渡航制限関係なく、せっかく作った海外の貴重な銀行口座、休眠・凍結されないように管理していかなくてはならない。
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