オフショア金融センター投資顧問から3億円の援助支援金が受け取れると言うメールがきたのですが本当ですか?と言う質問が立て続けにやってきた。
もちろん、迷惑メール・詐欺メールである。
オフショア金融センター投資顧問や国際相続支援機構って何?
オフショア金融センター投資顧問からのメールの概要をまとめると、
・3億円受け取れる
・租税回避関係で余ったお金
・金持ちが税金から逃げる為に使ったお釣り
・当センターに留保しておいても、永遠に運用も投資もされない「死に金」となってしまう
・寄付では租税回避関係で浮いたお金の都合上、受け付けられない
・税電子送金システム【easyPAY(イージーペイ)】により、完全非課税での受け取り可能
言っている事が意味分からないが、迷惑メール・詐欺メールという事だけは分かる。
当ブログを読んでいる人は分かると思うが、3億円を見ず知らずの人に渡す理由がない。
半信半疑に私のところに質問してくる人もいるようだが、そんな上手い話がある訳がない。
受け取れる理由もない。
おそらく、最初に手付金、手数料etcと言った名目で一旦お金を振り込ませて、そこで連絡が取れなくなって終了してしまうのだろう。
【オフショア金融センター投資顧問】で検索すると私のブログが一番上に出てくるようだが、オフショア金融センターという言葉がそうした詐欺案件に活用されているのは悲しい限りである。
そんなメールに対応していたら、Youtubeで面白い動画が上がってきた。
こちらは「国際相続支援機構」から着たメールに対するものらしい。
私がオフショア金融センター投資顧問やら何やらで検索していたので、お勧めで上がってきたのかなと思う。
やりとりが面白いが、「オフショア金融センター投資顧問」同様に「国際相続支援機構」なるものも存在しない。
ここで説明されている通り、いきなり自分が知らない海外の人の相続人になる事は有り得ない。
こうした詐欺を働く人たちは手を変え品を変え案件を作り出すので、困ったものである。
Youtubeを見ていて、架空請求業者にしつこく問い合わせて実態を迫っていく日本テレビの「イマイ」さんを思い出した。
今ではテレビでなくてもYoutubeで情報を追える時代。
悪い事を考えずに、良い事に頭を使ってほしいなと思うばかりである。
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