1月8日は「遺影撮影の日」となっている。
1月5日は「遺言の日」となっているが、この時期はこうした記念日が多いようだ。
年始は終活を始めるのに最適な時期!?
日本初のシニア世代専門の写真館「えがお写真館」を運営する株式会社サンクリエーションが制定。生前に遺影を撮影し、後世に残すことの大切さを多くの人に知ってもらい、遺影撮影を日本の文化として世の中に根付かせるのが目的。日付は1と8で「遺(い=1)影撮(えいと=8)る日」と読む語呂合わせから。また、正月の晴れやかな雰囲気の中で笑顔の写真を撮ってほしいとの願いから。
1月5日の「遺言の日」も1と5で「遺言(いごん)」と読む語呂合わせから来ているので、たまたま近い日付で語呂合わせで記念日となっているだけのようである。
遺影撮影と言われてもピンとこなかったりするが、お葬式で使える写真が無く、困ってしまう遺族も少なくないと聞く。
記念日を制定しているのは写真館だが、今はスマホでも綺麗に写真が撮れる時代。
自撮りで予め遺影を撮影する人はいないと思うが、お正月で家族・親戚が集まった時にたくさんの写真を撮影しておくのがいいのかもしれない。
たくさん写真があれば、そこから選んだり、引き延ばしたりして遺影を準備する事が出来る。
写真館でお金をかけずともスマホで対応できる時代だ。
遺影もそうだが、日本は亡くなった後に遺族が困る事が多い。
相続がその筆頭だろう。
面倒な事ほど後回しにしがちだと思うが、面倒な事ほど遺族が悩み困るもの。
遺影は探せば写真が出てくると思うが、相続はそうはいかない。
何もせずに放置しておくと、お金をスムーズに引き継げなかったり遺族が多額の相続税を払わなくてはならないなど、問題は大きくなるばかり。
お子さんやお孫さんなど愛する家族の為を思うのならば、この時期に相続についてしっかりと考えてみてはいかがだろうか?
遺影撮影や相続などを含めた終活、やらなければ遺族が困り、やっておけば遺族は安心する。
ならば選択肢は「やる」しかないと思う。
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