2023年1月版 日本入国時のイミグレーション審査状況は?(陰性証明が必要な方向け)アメリカでPCR検査を無料で受けた方法とは?

日本社会
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2023年1月にアメリカに渡航してきた。

アメリカに入国するには2回以上のワクチン接種が必要で、アメリカへの渡航便に乗る前に、航空会社のカウンターで2回接種の証明書の提示が求められ、宣誓書へのサインも必要であった。

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日本への入国はどうなっているのだろうか?

日本への入国は3回以上のワクチン接種 or 2回以上のワクチン接種&出国72時間以内の陰性証明が求められるのだが…

世界は徐々に国境を開けていて、円安の日本にも多くの外国人客が訪れている。

そんな日本へ入国する際には、3回以上のワクチン接種証明書 or 2回以上のワクチン接種&陰性証明が必要となっている。

私は2回のワクチン接種しかしていなかったので、日本に戻ってくる際に陰性証明が必要であった。

(実は、そもそもワクチンを接種していなかったのだが、今回のアメリカ渡航に合わせて、2022年11月・12月で2回ワクチンを接種した。)

アメリカで陰性証明=PCR検査を受けようと思ってインターネットを検索してみると、日本語通訳付きで数万円するサポートが出てくる。

実際にこうしたサポートが必要なのだろうか?

結論を言ってしまえば、全く必要なかった。

私が行った方法についてお伝えしたい。

私が渡航していたのはネバダ州ラスベガスであるが、”COVID-19 Testing”なるサイトがあった。

COVID-19 テスト – ネバダ州南部保健地区 | COVID-19(新型コロナウイルス感染症) (southernnevadahealthdistrict.org)

右上で言語選択ができ、日本語にも対応している。

このサイトでPCR検査を無料で行ってくれる施設が案内されている。

日付を選択して時間を選ぶ事前予約システムになっているのだが、アメリカの住所を入れる選択肢がある。

アメリカに住所がない私はどうすればいいのだろうか?と思ったのだが、予約枠を見るとそれほど混んでいないようだったので、直接現場に行ってみる事にした。

大学の駐車場の隅に臨時で作られているような建物が会場となっていた。

予約枠が埋まっておらず、忙しくもないのだろうが、駐車場に車を停めて建物に歩き出すと直ぐに右側の窓が開き、私を招いてくれた。

(マスクもしないアメリカではPCR検査はほとんど行われていないようだ。

症状がある人はこうしたPCR検査場では対応してくれず直接病院に行く事もあり、こうした検査場は忙しくないのだと思う。)

日本人である事を告げると、何の問題もなく、タブレットを取り出して受付をしてくれた。

住所の欄はホテルなどの滞在先を記入しておけばよく、事前予約せずともその場でPCR検査を受ける事が出来た。

日本人でも無料である。

ただし、会話はもちろん英語にて。

鼻に綿棒に入れるタイプの検査で、あっという間にPCR検査終了。

24~48時間後に先ほど紹介したウェブサイトで結果が出るとの事であったが、私の場合は28時間後に結果が出ていた。

以前は日本政府指定のフォーマットで陰性証明を出さなければならなかった為、ここから有料で日本入国用のフォーマットに書き換えてもらう必要があったみたいだが、今は必要項目が入っていればフォーマットは自由なので、無事に陰性証明を手にする事が出来た。

厚生労働省の案内サイト ⇒ 【水際対策】出国前検査証明書

という訳で、一切お金を使わずにアメリカでPCRの陰性証明の入手に成功した!

 

出国する際、航空のカウンターで2回のワクチン接種証明と72時間前の陰性証明を提示するのかと思いきや、ラスベガスの航空カウンターでは全くその必要性がなかった。

ハワイ経由だったので、ハワイからが日本便となる為にハワイで提示するのかと思いきや、ハワイでも何事もなく搭乗できた。

つまりは、ワクチン接種証明書も陰性証明書もアメリカで見せる事なく日本便に搭乗して日本に帰ってくる事ができたのだ。

ただし、日本の空港に着くと、とても多くのスタッフが待ち構えていて、順路やQRコードの取得方法などが案内されていた。

イミグレの直前に20人くらいのスタッフが両側に座っていて、そこでワクチン接種証明書や陰性証明書を求められた。

私の対応をしてくれたのは片言の日本語を話す中国系?のスタッフだったのだが、派遣社員なのかなと思う。

陰性証明書は任意のフォーマットで良くなっているし、陰性証明書を偽造しても通過できるんじゃない?と感じてしまった。

ワクチン接種証明書や陰性証明書がなくても日本便に乗れたのだが、何も証明書がない場合、このスタッフはどのような対応をするのだろうか?という疑問も浮かんできた。

脇にPCR検査ができる設備を整えているのだろうか?

水際対策と言っているが、形だけとしか感じないし、多くの人件費もかかっていて意味不明な対策のように思う。

堀江貴文さんも言っているように、無駄が多いシステムだと感じてしまった。

こんな検査なら止めてしまえば良いのにと思う。

コロナウイルスが世界中に蔓延してから3年の月日が経った。

日本も2023年中にはもっと簡単に入国できるようになっていくと思う。

(そうなってほしい。)

なので、今回のレポートはそれほど皆さんのお役に立たないかもしれないが、日本の形式主義はなかなか変わらないなという事がお伝えできればと思いまとめてみた。

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