FPと生命保険営業は同じもの?金融知識を持った人たちと言えるのだろうか?

生命保険

知人がFPになりたいと言ってる。

同時に、どの保険会社の社員になろうかと言っている。

この彼、実際には何になりたいのだろうか?

FPで生命保険を売りたいのか?生命保険を売る為にFPになりたいのか?

FPとはFinancial Plannerのこと。

日本FP協会の公式サイトによると・・・

人生の夢や目標をかなえるために総合的な資金計画を立て、経済的な側面から実現に導く方法を「ファイナンシャル・プランニング」といいます。ファイナンシャル・プランニングには、家計にかかわる金融、税制、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度など幅広い知識が必要になります。これらの知識を備え、相談者の夢や目標がかなうように一緒に考え、サポートする専門家が、FP(ファイナンシャル・プランナー)です。

と書かれている。

だが、実際のところは日本で活動しているFPの多くは国内生命保険を売る為に資格を活用している人がほとんどだと思う。

だからこそ、私の知人のような勘違いが生まれてしまう。

日本人は金融教育がされていないと言われるが、本来であればFPがそうした教育を行う立場にあるはずだ。

実際のところは、国内金融の知識しかないFPが多く、自分が扱う商品に落とし込むのが目的となっている。

別の知人が今年、外資系生命保険の社員となった。

正社員なのか成果報酬型の契約なのかは分からないが、実践に出るまでに2ヶ月ほどの研修があったようだ。

この研修も本質的な金融知識を付けるというより、自社商品へのクロージングに導く為の手法を教えているはずだ。

特に外資系生命保険会社では求人が盛んでスカウト活動も日々行われている。

(こんな私もスカウトされかけた事がある笑)

金融教育を受けていない日本人は、こうしたFPや生命保険の営業マンが言う事を正しいと思いノコノコとついていってしまうのだろうが、ホントに金融教育を得たいのであれば、近寄ってはならない存在だ。

 

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