アジア圏で多く用いられている旧正月だが、毎年その日付は異なっている。
旧正月はどのようにして決まっているのだろうか?
旧正月は月の満ち欠けのサイクルが1ヶ月となっている!
日本を含め、世界的に使われているのは新暦。
閏年を除いて、毎月の日数は決まっている。
1月 | 31日 |
2月 | 28日 |
3月 | 31日 |
4月 | 30日 |
5月 | 31日 |
6月 | 30日 |
7月 | 31日 |
8月 | 31日 |
9月 | 30日 |
10月 | 31日 |
11月 | 30日 |
12月 | 31日 |
31日ではない月を、私は「西向く侍(2,4,6,9,11)」で覚えている。
侍がなぜ11かといえば、「11人の侍」と小さい頃に誰かに教えられたが、十一人の侍が上映されたのは1967年。
それより前からこの語呂合わせはあったと思うので、11人の侍は後付け。
調べてみると、11は漢字で「十一」であるが、縦に並べて書くと漢字の「士」となり、武士≒侍が正しい語呂の由縁らしい。
11人の侍の方が覚えやすい。
語呂合わせなので、それほど意味はなくても良いはずだ。
この新暦は太陽暦と言われており、地球が太陽を1周するのを1年としている。
地球が太陽を1周するのには365.2422日かかるので、4年に一度閏年として、2月が29日間となっているのだ。
更に、閏秒が入ったり、400で割り切れない100の倍数年(1900年や2100年)は閏年ではなかったりと細かな調整がされている。
では、旧暦はどのように決まっているかと言えば、1ヶ月は月の満ち欠けの1周期となっている。
月の満ち欠けは29.5日が1周期なので、12ヶ月だと29.5日×12か月=354日となる。
365日よりも短いので、数年に一度、閏月が入り13ヶ月となる年がある為に旧正月は毎年違う日になるのである。
ちなみにであるが、日本でも以前は旧暦を使用していた。
しかし、1872年(明治5年)に改暦を行い、それ以降は新暦(太陽暦)が用いられるようになった。
旧正月がいつかはインターネットで調べれば分かるが、その前後数日は祝日となっている。
例えば、香港の祝日は以下のサイトでまとめられている。
⇒ http://holidays-calendar.net/2018/calendar/hongkong_calendar.html
香港の祝日は金融機関もお休みになる。
銀行口座開設や何かの金融商品の契約に行こうと思うのならば、香港の祝日は要チェック!
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