米国やオフショア金融センター香港の大口生命保険の購入をレバレッジを掛けて融資を受けて割安に契約する方法とは?

オフショア

香港や米国などの生命保険では、担保などを提供する事でレバレッジを効かせてお得に生命保険に加入する事ができる。

契約する保険証券そのものを担保にする事もできるのだが、もちろん、誰でも活用できる簡単なスキームではない。

富裕層向けのレバレッジを効かせた大口生命保険の契約方法とは?

生命保険は余命率(年齢)や性別、喫煙状態などの健康状態から、死亡保険金に対しての支払い保険金が確定される。

この支払い保険金、担保があればレバレッジを効かせる事が可能なケースもある。

ケース①不動産担保

資産の大半が不動産で、キャッシュをあまり持っていない人がいたりする。

こうした状況で亡くなってしまうと、遺族は相続税を支払えず、不動産を売却しなくてはならない事が多い。

そんな時、不動産を担保にして生命保険を掛けておくという方法もある。

日本の不動産を担保にして香港の生命保険に加入するという事も不可能ではないが、ひと昔前と比較して最近ではこうした話を全く聞かなくなった。

スキームとしては存在するのだろうが、今ではほぼ使えないスキームなのかなと思う。

ケース②プライベートバンクでの融資

オフショア生命保険とプライベートバンクの組み合わせで、レバレッジを効かせて支払う(融資してもらう)という手法もある。

このスキームは生命保険とプライベートバンクとの組み合わせによって成り立つ。

先ず、プライベートバンクの口座を開設して、そこに現金を預け入れる。

そして、預け入れた現金と契約する生命保険の証券を担保にして、プライベートバンクに生命保険の支払い保険金を融資してもらうスキームだ。

このスキーム、プライベートバンクを利用する事になるので、数千万円と言った死亡保険金ではなく数億円と言った大口の生命保険が対象となってくる富裕層向けの話である。

例えば、10億円の死亡保険金の生命保険に入りたい人がいたとする。

この時の支払い保険金が仮に3億円に設定されたとする。

(そもそも10億円の死亡保険金の生命保険が日本で設定できるとは思えないし、それを3億円の支払い保険金で済ませることができるのは、香港や米国の生命保険会社が提供するユニバーサルライフ保険の凄いところ。)

この時、3億円を用意することなく、2億円をプライベートバンクに預け入れ、その2億円と実際に加入する生命保険の解約返戻金を担保に3億円の保険料をプライベートバンクに融資してもらうスキームがあるのだ。

日本にいると考える事もない話かもしれないが、海外の富裕層では使われているスキームだ。

ケース③ローン会社の活用!

プライベートバンクと似たようなイメージのスキームになるが、保険商品専用のローン会社を活用する方法もある。

こちらも同じく、保険証券を担保にしてローンを組む事になる。

ローンが組める商品は決まっていて、解約返戻金率の高い保険商品を担保にローンを組んでその保険商品を契約できるようになっている。

このスキームも大口契約のみが対象となっているが、富裕層や資産家をメインターゲットにしていて、USD2,000,000以上の総資産額(銀行預金、不動産、株式、債券、ファンド等)が必要となってくる。

また、法人名義で契約すると、ローンの金利分は経費扱いとなるので節税プランとして活用する事も可能だ。

米国ローン会社Gracie Point活用により海外生命保険を割安に購入できるスキームとは?金利を経費にできるメリットもある法人向け案件!
米国ローン会社が生命保険の解約返戻金を担保に融資をしてくれ、保険料を安くできるスキームがある。保険料の初期拠出額を抑える事ができるのでレバレッジが効きリターンが大きくなる。また、金利返済分は経費として計上できるので法人向け節税保険と言える。

どのスキームにしても、担保と成り得る資産が必要である。

契約すべき保険証券そのものを担保にする事も出来るが、その保険証券の契約自体が大口契約でなければならない。

一般の社会では有り得ない話であるが、資産がある人にはそれなりのスキームが提供され、お金持ちは更にお金持ちになっていくと言うことだろう。

 

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大口保険商品をお得に契約したいと思ったらどうすべき?

今回説明したような大口保険商品を検討したいと思ったのならば、どうすれば良いのだろうか?

先ず、根本的に日本の保険会社・保険商品では大口での上限が決まっており、レバレッジを掛けたり、何かを担保にしたりといったスキームは聞いた事がない。

海外に視野を広げるしかない。

そもそも、日本の保険会社は利回りが悪すぎるので、日本の保険会社の商品を契約すべきではない。

 

先ず、海外の保険会社は直接クライアントを受け入れてはいない。

IFA(Independent Financial Advisor)と呼ばれる正規代理店が契約からアフターサポートまでを請け負う事になっている。

海外の保険商品なので、日本国内にはそのIFA=正規代理店は存在しない。

海外IFAに連絡をする事になるが、海外IFAと言えど日本人スタッフがいるIFAもあるので、そうしたIFAに連絡すれば日本でストレスなくやり取りできる。

最近は、ウェブ会議システムが充実しているので、海外IFAとも自宅やオフィスにいながらやり取りができ、実際の契約も日本にいながら可能なスキームもあり、保険料の支払いも銀行送金やクレジットカードでの引き落としで対応してもらえるので、全てが日本で完了できるようになっている。

便利な時代である。

 

日本人スタッフがいて日本人を受け入れている海外IFAは10社程度あると言われるが、自社で責任持って対応してくれるIFAは数少ない。

多くのIFAが紹介者や仲介会社を活用したネットワークビジネス・マルチレベルマーケティングのような体制にしているからだ。

そうした紹介者や仲介会社が、今回説明したようなレバレッジを効かせた方法や、担保を活用して保険料をお得にする方法は知る由もない。

こうした特殊な富裕層や資産家向けの生命保険や支払いスキーム、ただ単にIFAの下請けでIFAとの繋がりだけで上辺のビジネスをしているだけでは話ができないからだ。

プライベートバンクやローン会社が何ぞやかを知っていて、知識や経験が豊富な紹介者や仲介会社など見た事がない。

IFA自体も保険会社との繋がりはあっても、プライベートバンクやローン会社との繋がりがあるところは少ないので、日本人相手にこうしたスキームを展開できるIFAは限られている。

繋がりと言う部分ももちろんだが、豊富に知識を有していて富裕層や資産家と対等に会話ができる日本人スタッフがいるIFAは限られている。

富裕層や資産家であれば法人を活用したスキームを考えたい人も多いだろう。

対法人で考えても、真っ当に対応してもらえるIFAは数少ない。

金融や商品の知識はもちろんだが、税務の知識も必要になってくるからだ。

必要に応じて、国際税務に強い税理士の力も必要となってくるだろうが、そうした税理士との繋がりがあるIFAも選択ポイントとなってくる。

 

つまりは、レバレッジや担保を効かして契約できる保険スキームがあるとはいえ、それを使いこなせるだけの知識や情報、人の繋がりがあるIFA=正規代理店を探さなければならないのだ。

海外の保険商品の契約の成否はIFAの選択にかかってくると言われる世界であるが、大口であり、複雑なスキームが絡めば絡むほどIFAの実力が試されるはずだ。

逆に言えば、そうしたIFAを見つけ出せれば、大口の保険をお得に契約できるだけでなく、将来に亘って資産保全や資産価値向上の手助けをしてくれる良きパートナーになってくれることだろう。

 

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