日本の金融機関の普通・定期預金の店頭表示平均値は日本銀行が週ベースで公表している!見るに耐えられない数字だが…

日本経済

日本の銀行の金利は低すぎて興味がない人がほとんどだと思うが、その低さを把握する為にはどこをチェックすればいいのだろうか?

実は、週毎の平均値は日本銀行が公式サイトで公表をしている。

超低金利の日本、手数料が増えればマイナスになるデメリットしかない!

各銀行の金利は各行の公式サイトに行けば確認できるし、Yahoo!ファイナンスで最高金利を検索できたりする。

だが、日本の銀行の実力値を知りたければ、日本銀行が公表してるデータを見るのが一番だ。

日本銀行では、一部を除く国内銀行及び信用金庫と商工中金の(合計約400先)の定期預金、定期積金、貯蓄預金および普通預金の金利データを平均して【預金種類別店頭表示金利の平均年利率等】という統計値を公表している。

この公表値を見ると、日本の銀行に預けていても意味がない事が分かる。

(見なくても分かると思うが。)

例えば、2019年10月9日のデータを見てみると定期預金の金利平均値は以下のようになっている。

預入金額によって金利は変わらない事が分かるが、10年預け入れても平均金利は0.017%となっている。

10,000,000円を10年預け入れて複利で運用したとしても、10年後には10,017,013円にしかならない。

金利が低すぎて複利効果が働かない。

その一方で、日本の各金融機関は預金口座に対して手数料を徴収しようと考えている。

日本の銀行に預けても増える事はなく、減るばかりである。

預金口座に手数料は世界に逆行!貯蓄税への序章かもしれない!
日本の銀行は預金口座の維持の為に手数料を取る事を検討しているようだ。マイナス金利での業績悪化やキャッシュレス決済の維持管理で費用が掛かっている事を理由にしているが、世界の動きとは逆行していると感じる。貯蓄税への序章かもしれない。

日本は銀行に限らず、生命保険や年金プランなどの利回りもとても悪い。

どちらも超低金利な日本国債がベースになっているからだ。

こうした国に資産を置いていても資産価値が増える事はないので、余裕資金があるのであれば、日本ではなく海外を活用した方が良い。

海外の銀行でも金利が高くはないので、置いているだけで資産が増える事はないが、海外の保険会社などは超低金利な日本国債を組み込む必要もなく、利回りの良い金融商品が組成ができるので資産価値を増やしていく事が出来る。

海外の保険会社の商品とは、日本に上市している外資系金融機関の商品の事ではなく、海外で上市している金融商品の事。

日本の銀行金利は低い!と嘆いたのであれば、次は世界に目を向けて資産価値が高まるような行動をしていかなくては意味がない。

嘆いているだけでは誰もあなたを助けてはくれないが、行動する事によって活路が開けるのである。

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