日本居住の日本人が海外の保険商品を契約する際に名前を聞く保険会社が「サンライフ香港」だと思う。
生命保険や貯蓄性保険、クーポン(配当)型商品や年金保険などを取り扱っている会社であるが、海外オフショアに目を向けるまでは聞いた事がなかった人ばかりではないだろうか?
ほとんどの日本人は知らない保険会社なので、ホントに大丈夫?と不安に感じる人もいるようだが、日本のどの保険会社よりも信頼できると言える。
その理由を、客観的な指標から説明していきたい。
サンライフ香港の信頼性は日本のどの保険会社よりも高い!
サンライフ香港の信頼性を社歴、格付け機関の客観的評価、自己資本比率(LICAT基準)の面から考察してみたい!
サンライフの社歴
サンライフ香港(Sun Life hk)の母体はカナダのサンライフファイナンシャル(Sun Life Financial Inc.)であるが、1865年に設立された会社である。
日本の江戸時代末期にあたり、150年以上の歴史がある保険会社。
現存する日本最古の生命保険会社は明治安田生命であるが、その設立は1881年となっていて、サンライフの歴史が長い事が分かる。
そして、サンライフが香港に進出したのは1892年の事であり、香港での活動も約130年と歴史ある保険会社となっている。
サンライフグループが日本居住の日本人を受け入れてくれているエリアは香港となっている。
格付け機関の客観的評価
サンライフファイナンシャルの格付けは以下の通りとなっている。
・A.M.Best:A+(最も優れている)
・S&P:AA-(非常に強い)
・ムーディーズ:Aa3(非常に優れている)
高い評価を受けている。
サンライフ香港単体でもS&PからAA-の評価を受けていて、客観的に見て信頼性の高い保険会社と言える。
日本ではメットライフ生命保険がS&PからAA-の評価を受けているが、その他の保険会社はそれ未満の評価となっている。
自己資本比率(LICAT基準)
カナダでは最低継続資本金の判断基準として、1992年にMCCSR(Minimum Continuing Capital Surplus Requirement)が生命保険会社に対して導入された。
だが、2018年からはMCCSRに代わりカナダ金融機関監督庁が制定したLICAT(Life Insurance Capital Adequacy Test)が生命保険会社に対して適用開始されている。
近年の金融危機から得られた教訓が反映されるようになっており、MCCSRと比較するとリスクに敏感な算出がされるようになっている。
法定自己資本最低水準は90%となっていて、100%が監督基準となっているが、サンライフファイナンシャルは100%を大きく超える143%の数値となっている。
この数値からもサンライフ社の信頼性の高さが把握できる。
こうした数字以外に、サンライフファイナンシャルは12年連続で世界で最も持続可能な100社にランクインしている。
もちろん、最新版を見ても日本の保険会社でランクインしている会社は1社もない!

サンライフ香港社、サンライフファイナンシャル社の信頼性の高さは分かったと思うが、契約する際のポイントは正規代理店の選定にある。
日本居住の日本人を受け入れてくれるのはサンライフ香港になるので、香港の保険業を管理監督する香港保険業監管局に登録されている正規代理店で、日本居住の日本人の受け入れ実績やサポート経験が豊富なところを選ばなくてはならない。
サンライフ香港社の商品は長期契約となるので、自社でしっかりとサポートしてくれる正規代理店と契約する事が大きなポイントなってくる。
正規代理店の選定が難しければ、私の方で信頼できる正規代理店をご紹介する事も可能である。
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