海外オフショア生命保険、死亡保険金の受け取り方法とは?サンライフ香港(SunLifehk)AXA(アクサ)Manulife(マニュライフ)Aviva(アビバ)etc

オフショア

日本とは比較にならない程の利回りとなっているオフショア籍の海外生命保険。

貯蓄や年金目的も兼ねて契約している人も少なくないと思うが、もしもの時に死亡保険金で大きな金額が受け取れるので遺族にとっては有難いはずだ。

だが、その死亡保険金をスムーズに受け取れなかったら意味がない。

オフショア籍の海外生命保険、死亡保険金の受け取り方法や困った時の対処法とは?

死亡保険金を受け取る場合、被保険者が亡くなった証明書(Death Ceirtificate)を提出しなくてはならない。

日本の場合、医師が作成する「死亡診断書」か警察が作成する死体検案書が公的な死亡を証明する書類となってくる。

病気などで入院していたり、治療のための通院を続けながらや在宅治療の末に自宅で亡くなった場合は、一般的に死亡診断書が発行される。

一方、直前まで元気だったのに突然亡くなったりして死因が明確でない場合は、警察による検死が行われ、死体検案書が死亡を証明する為の書類として発行される。

海外の生命保険会社に死亡診断書を提出する際には、当然ながら英語での死亡証明書を作成しなくてはならない。

ここで幾つかの問題点が出てくる。

先ず、死亡診断書や死体検案書は火葬や埋葬の手続きの為に死後数日の間に市役所に提出するのが一般的である。

葬儀屋さんが代行して提出するケースも多い。

すると、手元に死亡診断書や死体検案書の原本がない状態となってしまう。

(葬儀屋さんはコピーを複数部用意してくれるが、それが海外の保険会社への提出の役には立たない。)

次に考えなくてはならないのは、死亡診断書や死体検案書の英語版を用意できるかどうかという事だ。

 

日本人が契約している海外の生命保険、最近ではサンライフ香港(Sun Life Hong Kong)やCTF Life(旧名FTLife)、パシフィックライフ(Pacific Life)が多いと思うが、日本居住の日本人の受け入れを拒否する前にアクサ(AXA)やマニュライフ(Manulife)、アビバ(Aviva)等を契約していた人もいると思う。

海外駐在などで海外居住時に契約した人もいる事だろう。

海外の生命保険はIFA(Independent Financial Advisor)と呼ばれる正規代理店を通して契約しているはずである。

被保険者が亡くなった時、どのように手続きをすればいいかは先ずはご自身が契約したIFAに問い合わせて聞いてみれば良い。

だが、ここでもスムーズにいかない事がある。

その理由の一つとして、IFAと連絡が繋がらない、IFAの連絡先が分からないといった状況になっている事。

長期契約なので長期に亘ってサポートしてくれるIFAの選定が重要になってくるが、現実的に連絡が取れなくなってしまっている人がいる。

二つ目として、対日本人でのサポート実績が乏しく、どのように対処すれば良いかIFAでも分かっていない事が多い。

前半部分で説明した通り、被保険者が亡くなった証明書(Death Ceirtificate)の英語版を提出しなくてはならないが、どこにどのような書類を依頼すれば良いか分からないIFAも少なくない。

先ずはご自身が契約したIFAに連絡すべきだが、連絡が取れない・頼りなく手続きが進まないと感じたら、有料でサポートしてくれる外部の専門会社に依頼するしかないだろう。

 

海外の生命保険は日本の生命保険とは比較にならない程の利回りになっていて素晴らしい。

もし、今から新規での契約を考えている人がいたら、日本居住の日本人に対するサポート実績(死亡保険金の受取実績)のあるIFAを選定するようにしてもらいたい。

 

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