日本は米国の51番目の州と揶揄されるが、実はアメリカの傀儡政権!?世界は上手く均衡を保つ事が重要で、その状態こそが平和な世の中では?

世界経済

ロシアのウクライナ侵攻の目的として、プーチン大統領はゼレンスキー政権を崩壊させて、ウクライナをロシアの傀儡政権にしたい目的があると報道されている。

「傀儡政権」という言葉をよく聞くようになったが、そもそも完全に独立して自由に活動できる国はどれほどあるのだろうか?

世界統一したがる権力者と平和な世の中は完全なるアンチテーゼ!

1991年にソ連が崩壊して30年強。

そのタイミングで多くの国が独立したものの、ロシア・プーチンとしてはやはり大国を作り直したいという気持ちが拭い去れないのだろう。

他国を強引に侵略すれば国際社会が許さないが、幾つかの国々は既にロシアの傀儡政権となってしまっている。

ウクライナに対しても傀儡政権としたいのだろうが、実質的には侵略戦争となっていて、ロシアのと言うよりもプーチンのエゴを感じてしまう。

権力を持つと一番上に立って全てを自由にコントロールしたくなるのだろうが、一つの世界を作り上げて平和になるのではなく、分断・分裂が起こる社会になってしまうのは悲しい話である。

 

よくよく考えてみると、日本も傀儡政権なのかもしれない。

第2次世界大戦後にアメリカに統治され、日本国憲法もアメリカによって作成されたものである。

日米安保などでアメリカに守ってもらっている部分が多いが、アメリカの言う事には逆らう事は難しく、アメリカの属国になってしまっているような部分もある。

(ロシアのウクライナ侵攻に関してのアメリカの対応を見ていて、日本に何かあった時にアメリカは本当に日本を守ってくれるのだろうか?と不安を抱える人が増えているようだが。)

そうした事から、日本はアメリカの第51番目の州と揶揄する人もいたりするが、見方を変えれば、これも傀儡政権のようなものかもしれない。

世界を見渡せば、どれだけ多くの国が完全なる独立国として成り立っているのだろうか?

簡単に考えれば西側(民主主義)と東側(共産主義)に分かれていて、その上に立つアメリカやロシア・中国の顔色を窺っている国がほとんどと言える。

もちろん世界は繋がっていて、自国だけで政治経済を成り立たせていけるような時代ではないので、世界はバランスを保ちながら成り立っている。

そのバランスを保たれているのが平和な世の中と言えるのだろうが、ロシア・プーチンのような権力者によって、簡単に世界は危険なゾーンに引きずり込まれていく。

世界が一つの国になれば平和なんだろうと子供の頃に思った事も無くもないが、そうなる前に争いが起きるので、世界が一つにまとまるなんていうのは無理なんだと、ロシアのウクライナ侵略で強く感じた。

互いに牽制しながら均衡を保つ必要があるのだろうが、そのバランスを取るキーになるのが「核兵器」であるとすれば、人類はとても恐ろしいものを開発してしまったと言える。

古の時代からのエゴ・権力争いを見ていると人間は成長しているのかしていないのかよく分からない。

ここ100年の間の技術革新により世界に広まっていった核開発を見ていると、その技術を権力維持の為に使うのであれば、やはり人間と言う生物はそれほど成長していないのかなと感じてしまう。

 

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