世界的にリセッション(景気後退)とインフレーションでスタグフレーションが進んでいく!?給与水準も可処分所得も低い日本は大ピンチ!?

世界経済

ロシアがウクライナを侵攻したからどうなのか、世界的にリセッションは避けられないという声が大きくなっている。

一方、原油価格や様々な商品価格は上昇していて、インフレーションが進んでいる。

景気低迷と物価上昇が同時に起こる厄介なスタグフレーション!

インフレには良いインフレと悪いインフレがあると言う。

景気が上昇し、それに合わせて物価も上がっていくのであれば問題ないが、景気が下降しているのに物価が上がっていくと生活は苦しくなるばかりなので悪い状況に陥ってしまう。

世界の株価は下がるのか持ちこたるのかという状況が続いているが、ここ数日、リセッションという言葉を良く見聞きするようになった。

リセッションとは景気後退と言う意味だが、リセッションは避けられないという評論家の意見が増えているように感じる。

ウクライナ戦争が理由なのか、原油価格の上昇が原因なのか、様々な要因が重なっているのか分からないが、既にインフレーションは進んでいるので、株価が減少すれば悪いインフレとなってしまう。

景気後退とインフレーションが同時に起こる事をスタグフレーションと言うが、今後スタグフレーションが進んでいく可能性はあり得るだろう。

私は評論家でも何でもない一投資家であるが、スタグフレーションを危惧する評論家も多い。

評論家も私も当たろうが外れようが責任を誰も取らないが、間違いのない日本の状況だけは伝える事ができる。

・日本は人口減少、少子高齢化が進んでいる。
・日本の平均給与水準は20世紀末とそれほど変化がない
・日本の可処分所得は減少が進んでいる。

日本は豊かな国と思っているかもしれないが、21世紀になってからは経済成長がほとんど見られない国なのである。

幸か不幸か、日本の技術力により安価に食生活を維持する事ができ、給与水準が変わらなくても生活を維持できたが、消費税などの税金が増えたり、社会保険料が上がったりと可処分所得は減っているので、徐々に生活は苦しくなっていると感じる人が増えているはずだ。

人口減少・少子高齢化は今後も進んでいくので、更なる増税や社会保障の負担が増えていく事も避けられないだろう。

世界がスタグフレーションに進んでいったとしても、多くの国はどこかのタイミングで息を吹き返すと思う。

だが、同じタイミングで日本も同じように元気になるとは考え辛い。

 

リセッションが進んでいくかどうかは分からないが、インフレーションは既に進んでいる。

先ずは生きていく為の稼ぎをしっかりと得る事が重要だが、余裕資金がある人は、そのお金をどこに置いておくかを検討すべきである。

円安が進んでいるが、今後も更なる円安になる可能性は十分にあり得る。

それだけ、日本の経済力や日本円の信頼性は高くないという事だ。

今回のコンテンツは半分は用語紹介、半分は私の予想となっているが、日本に住んでいて日本で収入を得ている人が、先が読めない状況で日本だけに資産を貯め込んでいるのでは資産価値が高まるとは思えないし、資産価値が減少するリスクが高いという事もお伝えしておきたい。

 

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