親世代の中で貯金信者がいたりする。
その理由は昭和時代・高度経済成長期の貯金金利が頭から離れない為なのかなと思う。
昭和時代・高度経済成長期の貯金金利とは?
昭和時代・高度経済成長期の貯金金利がどうなっていたのか?
その推移をまとめられているサイトがあった。
⇒ http://www.garbagenews.net/archives/2392284.html
このグラフは郵便貯金(ゆうちょ銀行)の通常貯金の金利である。
1915年(大正4年)からの推移となっている。
4%台の時代もあったが、バブル崩壊後に大きく下落に転じて、現状は0.001%という意味のない金利となっている。
こちらは3年以上の定期預金の金利。
現状は0.002%となっていて、こんな数値でわざわざ定期に入れる必要があるのだろうか?と感じるが、その昔、高度経済成長期は最大8%の金利が付いていたようだ。
時期によって異なるが、昭和末期は5~6%の金利だった。
こうした時代を知っている親世代は貯金信仰から離れられないのだと思う。
だが、もちろん今の時代に5%も金利が付く預貯金は日本国内に存在しない。
こうした背景もあって、政府主導で「貯蓄から投資へ」なるキャッチフレーズの下に投資を進めようとしているのだろうが、そんな簡単に資産を増やしていけるほど投資は簡単なものではない。
では、どうすべきかと言えば、海外にある利回りの良い貯蓄型保険商品を活用するのがお勧めと言える。
例えば、サンライフ香港という保険会社が提供している保険商品の解約返戻金は以下のようになっている。
年利は複利で算出した数値となっている。
契約年数 | 利回り | 年利 |
10年目 | 140% | 3.4% |
15年目 | 191% | 4.4% |
20年目 | 279% | 5.3% |
25年目 | 394% | 5.6% |
30年目 | 551% | 5.9% |
43年目 | 1298% | 6.1% |
53年目 | 2610% | 6.3% |
63年目 | 5211% | 6.5% |
73年目 | 10202% | 6.6% |
運用期間が短いと保険会社の取り分もあるだろうから年利はやや低くなるものの、15年目には資産が約2倍になる商品だ。
そして、運用期間が長くなっていくと運用利回りが良くなり、長期で見れば利回りが7%に近付いていくようになっている。
保険商品ではあるが、拠出後には何もしなくてもいいので定期預金のような感覚であり、それでいて、昭和時代の定期預金のような利回りとなっている。
「貯蓄から投資へ」と言われるが、株式や投資信託を積極的に売買するだけが投資ではない。
視野を世界に広げるでこうした投資商品・資産運用商品がある事が知れ、リスクを抑えて資産価値を向上していけるのだ。
「貯蓄から投資へ」の投資は海外・オフショアに向けられるべきだ。
親世代が貯金額を増やしたのと同じような方法が海外にあるが、親世代は貯金額が増えると共に物価も同じように増えていたので、資産価値は実質的に増えていなかった可能性もある。
今回ご紹介したサンライフ香港のSunJoyのような日本のインフレ率よりも高い利回りで運用できる商品を活用すれば、資産価値を実質的に増やす事ができる。
また、今後は日本のインフレ率も海外並に高まっていくかもしれないし、円安で日本円の価値は弱まっていく事が考えられる。
そうした時に、サンライフ香港の貯蓄型保険商品のような利回りが良く、ドル建てのプランで運用していれば資産価値を実質的に守れるので、資産保全商品としても価値が高いと言えるのだ。
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