「オフショア投資は富裕層や資産家が実践している手法を一般人でも活用できる!」
「富裕層や資産家が利用しているプライベートバンクを小口化して一般人にも開放している!」
と言った話を聞いたりする事もあるかもしれないが、こうした話の真偽に迫ってみたい。
オフショア投資商品やプライベートバンクは富裕層や資産家と同じように利用できるか否か?
結論から先に書くと、富裕層や資産家と同じような資産運用を出来るケースもあれば、ポンジスキーム等の詐欺的案件の文言として使われてしまっているケースもある。
RL360°やインベスターズトラスト等の海外積立投資商品は富裕層や資産家が契約しているものと同じ商品を一般人でも契約する事ができる。
もちろん、拠出額(投資額)が大きいほどボーナスを多くもらえたり、手数料比率が下がってくるので全く同じ条件とはならないが、富裕層や資産家が契約しているのと同じ商品を契約する事は可能。
また、海外生命保険も同じ商品を契約する事ができる。
こちらは保証額が大きくなると健康診断を求められたりする事もあるが、一般人の金額であれば、自己申告だけで健康診断不要で契約出来る事もあるので、契約しやすいというメリットが一般人にはあるかもしれない。
以上は富裕層や資産家と一般人が同じように契約できるケースである。
では、ウソの件についてはどうだろうか?
プライベートバンクが行っている富裕層や資産家向け投資スキームを特別に小口化して販売しているという話を聞いたりすることもあるが、プライベートバンクがわざわざそんな事をする訳がない。
そんな事をしたらプライベートバンクで無くなってしまう。
何故こうした話が出てくるかと言えば、ポンジスキーム等の詐欺的案件を仕掛ける人や販売者が営業トークとして使っているからだと想像できる。
では、ポンジスキームのような詐欺的案件に引っかかる事無く、富裕層や資産家が実践しているのと似たような商品を契約するにはどうしたらよいのだろうか?
それはズバリ、海外にあるオフショア投資商品を扱うIFA(Independent Financial Adviser)と呼ばれる正規代理店に直接連絡する事に尽きる。
正規代理店は現地の金融庁や保険業を管理監督する機関に登録されていたり認可を受けているので、下手な商品を案内する事はできない。
詐欺的商品を紹介したら登録や認可を取り消されてしまうので、そうした商品を扱う事はあり得ない。
では、どうした人がこうした詐欺的商品を紹介してくるかと言えば、いわゆる無登録の仲介者・紹介者である。
オフショア投資商品は日本の金融庁に登録されている訳ではないので、日本国内で勧誘や営業はできないが、仲介を生業としている人がいたりする。
そうした人は特にオフショア投資を販売する権利もないのだが、逆に言えば何の登録や認可もないので自由な状態である。
全く問題のないオフショア投資商品を扱うだけでなく、詐欺的商品も案内してくる事があるので注意が必要だ。
オフショア投資商品は海外にあるIFAと呼ばれる正規代理店に直接連絡するのが原理原則であるが、その原理原則を守ればよいだけの事と言える。
海外にある正規代理店と言えど、日本人スタッフがいるところもある。
最後に・・・富裕層や資産家が実践しているのと同じような金融商品が海外にあると言えど、最低投資額は商品や正規代理店で決まっていたりするので、一般人と言えど、それなりの資産がなければ富裕層や資産家と同じような契約はやはりできない。
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