日本人は金融教育を受けていない為に、利回りが低く「早く死ななきゃ意味がない」と揶揄される日本の生命保険に加入してしまう人が多い。
また、最悪のケースではMLM(マルチレベルマーケティング)、ネットワークビジネス、ねずみ講のような仕組みでポンジースキームに騙されてしまう人もいる。
こうした案件を避けつつ資産を増やしていこうと株式やFXなどの投資の勉強をする人もいるようだが、そんなに簡単に身に付くものではない。
時間を有効活用するべきだ。
投資の勉強は必要だが、自分でガチャガチャと運用するのが最適解とは思えない!
「投資の勉強」と聞くと株式などの相場を読んで売買する事をイメージする人が多い。
それは間違いないのだろうが、その前に「お金の勉強」をする必要があると思う。
お金=資産の価値をどのように伸ばしていくかを考えるべきである。
株式やFXなどの運用はその為のツールであるが、それが最適解とは思えない。
自分で相場の勉強をして利益を上げていくには失敗も積み重ねないと成長していけないが、その為にはそれこそ時間とお金が必要である。
人生において最も重要なキーファクターである時間をどれくらい有効に使えるのだろうか?
であれば、利回りが出る金融商品をいち早く見つけて有効活用した方が良いのだ。
日本の保険会社の商品は利回りが低いと冒頭でも書いたが、それは日本国内の話であり、海外に行けば利回り6~7%で運用されている保険商品があるのだ。
実際、海外の人たちは自分自身で相場の勉強をして今や未来の状況を感じながらも、こうした保険商品を契約して資産価値を向上させている人が多い。
時間を有効活用できるからだ。
利回り6%を複利運用してくれるので、長期的に見れば、12年で2倍、24年で4倍、36年で8倍となっていく。
(解約手数料の関係で初期の頃はこうした数字よりもやや抑えられた数値となっている。)

自分で投資を勉強して相場と立ち向かい、ここまでの数値を叩き出せる人は数少ないはずだ。
そうした人は天才と言えば天才だが、どちらかと言えば変態の部類に入ると思う。
(もちろん、褒め言葉である。)
投資の勉強をする前にお金の勉強をすべきと言うのはこういう事で、資産を増やしていくのは自分で相場に立ち向かうだけではないのだ。
お金持ちほど、こうした商品を上手く活用する傾向にあるように感じる。
それは何故なら、お金持ちはお金の勉強をして、こうした商品を使った方がお金も時間も有効活用できると知っているからだ。
では、どうやってお金の勉強をしていくかだが、はっきり言えば、金融格差は情報格差のようなものなので、情報を如何に取るかという部分が大きいと思う。
日本の保険商品と海外の保険商品を比較する方が、株式などの相場を勉強するより余程の価値がある。
日本で金融教育が行われない背景として、金融教育を行った結果、海外に目を向けられたら困るからと言う話もあったりする。
大量に発行している日本国債は日本の金融機関(銀行や保険会社)に半強制的に購入させているので、日本政府は日本の金融機関を守らなければならない。
その為に、日本国民が海外の金融商品・保険商品に目を向けないようにしているのだ。
金融教育をしてはならない環境となっている。
新NISAなども誕生するようだが、そこまでして日本の金融機関を活用させたがる日本政府の意図を考えれば、新NISAをやるべきではないと感じるはずだ。
こうした制度には裏側の意図があり、根本的に日本国内で資産運用を行うべきではないという事が分かってくると思う。
日本は資産運用を行うべき環境ではないし、人口減少・少子高齢化の問題からすれば日本の力・日本円の力は落ちていくので、資産は海外で分散して保全しながら運用させるべきと言う答えが導き出せる。
こんな事を理論的に考えていくのがお金の勉強かなと思うが、そんな教育をしてくれる人は残念ながら誰もいない。
自分で感じる力を持つべきだ。
少なくとも、日本の金融機関や投資顧問、はたまたFPなど、一見信用できそうだとしても、日本の後ろ盾がある人の話は聞かない方が良いと思う。
お金に関する情報をどう取得するかも、一つのお金の勉強と言える。
投資の格言で「人の行く裏に道あり花の山」という言葉がある。
株式の世界での格言の様だが、この言葉を借りるのであれば、日本人が真っ当だと思って行っている株式投資・新NISAの裏の道を探す事が重要と言えるだろう。
裏道を探すのもお金の勉強であるが、だからと言ってその答えでMLMに引っ掛からないように注意してもらいたい。
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