スタンダードライフ等の香港籍の金融商品の購入は今後も可能

情報リテラシー

2014年10月1日付でスタンダードライフ(Standard Life)社の積立型ファンドラップ商品の販売が停止となった。

一部、「日本人に対しての販売停止」と間違った情報が流れているが、そうではない。

正確な情報を掴むべし!!

Standard Life(スタンダードライフ)社から販売されていた積立型ファンドラップ商品のHarvestシリーズの販売が2014年9月30日を持って販売中止となった。

香港国内で2015年1月1日からレギュレーションの変更があり、それに伴う処置。

おそらく2015年1月1日になればマイナーチェンジで新商品が登場すると思う。

香港のレギュレーション変更に対応するだけで表向きはあまり変わらず、契約者からすればマイナーチェンジの印象を受けると予想する。

今回の販売停止に関して、日本人が購入できるオフショア金融商品がまた販売停止になったと言っている人がいるがそれは違う。

世界中でこの商品は販売停止になっているのだ。

「日本人も」影響を受けたというのが事実だ。

海外の商品故に正しい情報が伝わってこないケースは多い。

そして間違った情報を拡散する人も散見する。

知らずに間違った情報を流す人も問題だが、意図を持って間違った情報を流す人もいるので要注意。

何かの誘導のためのミスリーディングを考える人もいるのだ。

こうした誘導を考える人は頭が良いのでタチが悪い。

物事が動いたら背景に何があるのか?何が動いているのか?今後どの方向に向かいそうかを考えるクセを持つ事が重要だ。

今回の香港のレギュレーション変更、どの方向に向かうかを予想してみると、販売サイド(IFA)が香港籍の商品を売り辛くなることが考えられる。

販売手数料に関するレギュレーション変更なので購入者サイドにそれほど影響はないと思われるが、販売代理店であるIFAの淘汰が始まるかもしれない。

特に日本市場に対して、どこまでコストを掛けてサービスを維持できるかという問題が各IFAで起こるかもしれない。

香港籍の金融商品だけを扱っているIFAよりも世界の多くの金融商品を扱っているIFAの方が日本人にとっては有用と言えるだろう。

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