オフショア投資と一言にいっても、多くの地域から商品が出されている。
日本人が購入可能な積立投資商品の登録地についてまとめてみた。
オフショア積立投資商品の登録地と法律
日本居住の日本人が契約可能なオフショア投資商品は、年々減少している。
現在契約可能なオフショア積立投資商品とその登録地についてまとめてみた。
【マン島籍】
・RL360°(ロイヤルロンドン360°)
【ケイマン島籍】
・Investors Trust Assurance(インベスタートラスト)
【ルクセンブルグ籍】
・Cornhill(コーンヒル)
【香港籍】
・Ageas(アジアス)
・Metis Global(メティスグローバル)
・Standard Life(スタンダードライフ)*ただし全世界で販売停止中
・Sun Life Hong Kong(サンライフ)
登録地によって何が変わるかと言えば、その地域の法律やルールが適用されることになる。
例えばマン島籍の商品であれば、「生命保険契約者保護法」により会社が破綻したとしても解約返戻金の90%までは保護される。
昨秋に話題となったスタンダードライフなどの積立投資商品の販売停止は、「ILAS手数料規制」という香港内のレギュレーションが絡んだ話であるので、香港籍以外の商品には関係がない。
契約の方法に関しても然りで、香港内では香港で登録されていない商品の契約はできないので、香港籍以外の商品を香港内でサインをすることはできない。
一方、マン島籍の商品など、郵送で契約できる商品も多い。
各々の登録地の法律と共に、日本居住の日本人にはもちろん日本の法律も適用される。
よく言われるのは、日本の金融庁に登記されていない金融商品の営業・勧誘はできないという保険業法。
これは販売サイドを規制した話であり、日本人がオフショア積立投資商品を購入すること自体は法律に抵触しない。
オフショア金融商品に興味があれば、直接IFAに問い合わせてみよう。
日本人が海外の金融商品を購入することは違法ではないので、もちろん直接IFAに問い合わせる行為は何ら問題もない。
そして、各々の登録地と日本の法律・ルールに詳しいIFAを選択すべきである。
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