天皇陛下が生前退位の気持ちを述べられた。
高齢からくる「象徴への務め」が困難になっているのが一番の要因とのこと。
天皇でなくとも次の世代にどのように繋いでいくかを考えるべき!
80歳を過ぎた天皇陛下。
普通の仕事や業務を行っている人であれば、定年を迎えていたり、事業継承していたりと、引退して余生を過ごしている年だ。
あまりご無理をされずに、ゆっくりとした余生を過ごしてもらいたいと個人的にも思う。
天皇は国の為を思い、早い時期に、生前に次の世代である皇太子に引き継ぎたいと言う意向がある。
現行憲法では生前退位は認められていないが、法律は別にして、生きているからこそ元気だからこそ次世代に伝えられること、告げられることがあるのだと思う。
この視点は、天皇でなくても考えなくてはいけないことだと思う。
会社を経営していたり、個人事業を営んでいる人は、事業継承を考えていることだろう。
しかし、そうした人だけでなく、多くの人が考えないといけない問題がある。
それは遺産相続だ。
日本人にとってはタブーとなっているこの問題、しかし何もせずに亡くなると、残された遺族が大変だ。
一体どれだけの遺産があったのか?
誰にどのように相続するのか?
無駄に税金を払わなければならないのではないか?
次世代のこと、子供や孫の事を考えれば、一般の人も生前に方針を固めておいた方が良い。
こうした問題、なかなか子から親へとは話し辛い。
いわゆる「終活」である。
終活という言葉も一般化してきた感じがするが、それでも実際に行動している人は少ないと感じる。
かわいい子供や孫の事を思うのならば、しっかりと遺産相続の方針を固めておいてもらいたい。
それでも、日本で真面目に遺産相続すると多額の税金が発生する。
一歩踏み込んだ対策をすれば、遺された人たちも喜ぶことだろう。
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