オフショア投資商品は正規代理店であるIFA(Independent Financial Adviser)を通して直接契約する事が基本である。
しかし、IFAとクライアントの間に紹介者(個人)や会社が介在しているケースもあるようだ。
そのようなケースで起こり得る問題点についてまとめみた。
海外オフショア投資商品をIFAと直接契約しなかった時の問題点3つ!
オフショア投資商品はIFAと直接契約して、IFAが購入時から解約時まで直接サポートすることが必須である。
金融商品のプロバイダー(保険会社)-IFA-クライアント(顧客) |
しかし、IFAとクライアントの間に人や会社が介在しているケースもある。
そうしたケースでは以下の問題点が発生する事があるので、注意が必要だ。
①金融庁に登録されていない商品の勧誘・営業・販売はできない!
金融商品取引法で、日本の金融庁に登録されていない商品の勧誘・営業・販売は禁止されている。
間に入っている人や会社は法律を理解しているのだろうか?
法律を理解していない人や会社にサポートしてもらうことほど心許ないことはない。
②どこの国にも登録されていない商品を販売してくる!
IFAであれば、香港やシンガポールなどに登記されている。
なので、販売している商品も不正なことはない。
(不正な商品を販売すれば、登記を外され、事業活動に営業を及ぼす。)
しかし、間に入っている人や会社はそのような立場にないので、問題になる商品を販売することも考えられる。
過去に起こった121fundが例として挙げられるが、121fund以外にも、登記されていない訳の分からない投資商品を売っている人は少なくない。
③立場が曖昧なので、連絡が取れなくなることが多い!
本ブログへの質問で最も多いのが、「商品を紹介してくれた人と連絡が取れなくなりました。」というもの。
特に個人の場合は、いついなくなっても不思議ではない。
紹介者が消えて途方に暮れる事を防ぐために、最初から正規代理店であるIFAと契約しておけば良いのである。
IFAは組織としてサポートするので、消えてなくなる事は考えられない。
海外の商品だからこそ分からない事もあると思うが、そのような時に法律知識と金融知識に長けたIFAにサポートしてもらえる状態であれば安心である。
海外投資は、投資商品の選択以上にIFAの選択が重要なポイントになるのである。
法律、金融知識があり、サポート力の高いIFAと直接契約しなくてはならない。
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