毎年配当型商品もいいけれど、複利で積立投資を行った方が良いと思う理由とは?

金融知識・金融教育

投資の話をすると年利●%ですか?と、そこだけを気になる人がとても多い。

リターンを気にするのは当然だと思うが、その利回りをどう考えるかもポイントだ。

毎年配当型投資商品よりも積立投資の方が投資スタイルとしてはやはり自分に合っているなと改めて最近感じる。

毎年配当型でお金をもらうより複利で投資した方が良いと思う理由とは?

例えば、5%の年間配当が出る商品があったとする。

100万円投資したのであれば5万円の配当。

300万円投資したのであれば15万円の配当と。

500万円投資足したのであれは25万円の配当となる。

こうしたお金を1年に1回もらってどうするのかなと自分自身を振り返ってみると、恥ずかしながら散在している事がほとんだ。

もちろん、美味しいものを食べたり旅行に行ったり、はたまた家電を買ったりして、心身のリフレッシュやボトムアップに繋がってはいるが計画性は全くない。

再投資すればいいのだろうが、残念ながら再投資できるだけの金額とは言えない。

これが月利なら生活費として充当していくのだろうが、年間と考えるとそうはならない。

だからこそ月利何%という商品に心動かされる人が多いのかなと思うが、残念ながら月利と言われる商品の大部分がポンジスキームの詐欺的商品である。

月利と聞いた時点で近寄ってはいけない。

一方、積立投資ではどうだろうか?

オフショア積立投資商品は配当という形で現金が毎年もらえるのではなく、利益分は複利として再投資される。

これが自動的に行われるので散在する事はない。

また、毎年配当で現金を受け取るとその分が課税対象となるが、積立投資で複利運用すれば課税対象とはならず、税の繰り延べ効果も発揮できるのだ。

10年、20年先にまとまったお金となるのだが、その際に一部は毎月引き出しで生活費に充てながら、残った分は更に投資を行う事ができる。

老後資金として計画的に使う事ができるし、計画性のない人でも、気付けばまとまったお金ができていた、という事になる。

アリとキリギリスではないが、コツコツ積み立てていく人の方が最終的に勝ち組になるのではないだろうか?

基本は積立で投資していき、更に余裕があれば年間配当型商品も考えれば良いと思うが、目先の配当ばかりを追いかけて年間配当型商品だけを考えていると、お金は一向に貯まらないと思う。

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