米国を中心に金利が上昇していて、日本国内の保険会社も利回りアップをアピールしているようだ。
だが、その表面利回りに騙されてはいけない。
日本の保険会社の利回りは予定利率であり実質利回りとは異なる!
日本の保険会社は超低金利の日本国債を半強制的に購入させられているので、利回りの良い保険商品を組成するのは困難となっている。
運用の半分近くを日本国債にせざるを得ない保険会社もあるようだ。
それでも、半分強は日本国債以外の商品で運用ができる
海外の金利上昇に乗っかって、外国証券の運用利回りが良くなれば、保険商品としてのリターンは大きくなっていくだろう。
だが、それでも日本国債を50%近く組み込まなくてはならないので、そのパワーは半減される。
そのような状況下で国内の保険会社を見ていると、何とかして上手く見せたいのだろう、予定利率や表面利回りだけで表現していてえげつないなと感じる。
先ず、予定利率となっているので確定ベースではないので注意が必要だ。
将来予測から利率が算出されているので、実際の運用実績よりも先を見越して出された数字となっている。
また、表面利率となっていて、その数字から保険会社の手数料等が差し引かれるので、実質リターンは少なくなっているのだ。
↓ご参考までに、私が計算した例を以下コンテンツで確認してもらえればと思う↓

解約時には、ここから更に税金が引かれる事になる。
騙されてはならない。
海外オフショア保険会社、サンライフ香港社の貯蓄型保険商品は実績ベースでの数値で利回り約6~7%!
海外の保険会社の場合、もちろん日本国債の影響を受ける事なく商品を組成できる。
その為、金利上昇で大きな恩恵を受ける事ができる。
世界的に金利があまり付かなった時でも4%程度で運用されていたが、2022年の金利上昇により、利回り6~7%で運用できるようになっている。
こうした商品を提供していて、日本居住の日本人の契約を受け入れている海外の保険会社としてサンライフ香港社が有名だ。
↓そのサンライフ香港社の貯蓄型保険商品の一例を以下コンテンツでまとめている↓

この利回りだが、日本の保険会社の予定利率とは異なり実績ベースである事が大きな違いとなってくる。
予定利率と言うものは用いられず、手数料も考慮された数値となっているので分かりやすい。
そのままの数値でイメージできる。
日本居住の日本人の場合は日本の税制が適用されるので、解約時には運用益分の手数料を納税する必要があるが、解約時まで複利運用されるので運用益が大きい分だけ手元に残るお金も大きくなる。
日本国内の保険会社と海外の保険会社でどちらが運用効率が良いかは明らかだ。
数字に騙される事なく、自分の資産価値を高められるようにしてもらいたい。
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