海外の積立投資を行っている人はポートフォリオをIFAにお任せにしている人がほとんどだと思う。
自分が積み立てている商品のポートフォリオ、成績が良ければ気にならないが、成績が悪くなれば気になることだろう。
ドルコスト戦略か?短期的思考か?
短期的な戦術や利回りに振り回されるよりも、基本的戦略を把握することが重要である。
長期的なドルコスト平均法を戦略にしているのであれば、短期的に一喜一憂しても仕方ない。
長期的に利回りを出す戦略であるのでじっくり待とう。
短期的に利益を出そうという戦略で有れば、結果が全て。
ただし、特に積立当初は手数料割合も大きいので、正しく運用成績を把握しなければならない。
Ageas(アジアス)、Standard Life(スタンダードライフ)、Royal London(ロイヤルロンドン)、Frieds Provident(フレンズプロビデント)、Hansard(ハンサード)などの商品であれば、積立当初の手数料比率が高いので、そのポートフォリオの実力値を手数料を加味して判断しなければならない。
ポートフォリオを変更するには?
それでも自分の商品のポートフォリオに納得いかなければ、ポートフォリオを変更するしかない。
①自分の契約しているIFAに相談する。 ②ポートフォリオをIFAお任せから自分で行うように変更 ③IFA変更
通常、ポートフォリオのお任せプランは時価総額の1%が手数料として徴収されるので②、③はIFAは嫌がるもの。
ご自身が契約しているIFAとの関係性(利回り以外のサービスや人間関係)もポイントとなるが、ポートフォリオ(利回り)に納得いかなければ、②や③の対応となる。
②の場合には自分でポートフォリオ選定ができるかどうか? ③の場合には、新しく契約するIFAの真の実力値やポートフォリオ(利回り)以外のサービス
を吟味して考えてみよう。
IFA変更に関しては、日本人にサービス展開をしているIFA全てでどこがいいか判断すべきだ。
20社ほどしかないので、全てにコンタクトを取ったとしてもそれほど時間はかからないはずだ。