6月18日は「海外移住の日」となっている。
ところが、コロナ禍の今、移住どころか渡航すらままならない状況である。
海外移住・渡航が困難でもキャピタルフライト(資産移転)だけは先に行っておこう!
国際協力事業団(JICA)が制定。1908年6月18日に本格的な海外移住団がブラジルのサントス港に到着したことから。
1908年と言えば明治41年。
明治末期に地球の裏側であるブラジルに行くのは簡単な事ではなかったはずだ。
そして2020年、異なる理由で海外への渡航は困難となった。
インターネットの登場や航空網の発達により世界は近くなったと言われているが、コロナウイルスによって物理的な距離がとても遠くなった。
情報はインターネットで集められるが、移住となれば実際に身を動かさなければ意味がない。
だが、海外移住を考えている人はいつかどこかのタイミングで決行しようと考えているはずだ。
いつ、今までのように海外に渡航できるようになるのか?
今年中か、来年か、はたまた再来年になるのかは予想は難しいが、将来的に海外移住を考えているのであれば、余裕資金だけを先ずは海外に移しておくべきだと思う。
日本政府は海外に個人資産が逃げ出していく事を好ましく思っておらず、特に金額が大きくなればなるほど、キャピタルフライト(資産移転)は困難になるので、早めに行動を起こした方が良い。
移住を考えている国に銀行口座を持っていれば、日本から銀行間送金をすれば良いかもしれないが、海外送金をする際には、日本の銀行である事ない事を根掘り葉掘り聞かれるケースが増えている。
海外に日本円を流出させたくない日本政府・金融庁からの指導だと思う。
銀行口座間の送金を避けたかったり、そもそも海外に銀行口座がないのであれば、金融商品を介して資産を海外に移転させる方法が選択できる。
損益分岐点が短めな商品や配当型商品を契約しておけば、移住後にお金が必要となった際に直ぐに引き出しができる。
また、余裕があれば、そのまま運用を継続して資産を増やしていく事も可能だ。
海外移住を考えている人が日本国内に余裕資金を貯め込んでも何の意味もないので、渡航困難だからと思い何もしないのではなく、キャピタルフライト(資産移転)だけは早めに行っておいた方が良い。
移住を考えていない人も今後の日本政府の動向やインフレが気になる人が多いだろう。
そうした危機感を持っている人も資産は海外に移転させて、国際分散投資でリスクを回避させておいた方が良い。
海外に出したお金は損することはなく、運用されていくので、資産価値は高まっていくと考えればプラスな行動だ。
こうした話、危機感を持っている人だけでなく、日本人全員が考えなくてはならないと思うのだが…
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