2024年にデザインが変更となる日本の紙幣、日本銀行券。
新1万円札に渋沢栄一、新5千円札に津田梅子、そして、新千円札には北里柴三郎の肖像画が使われる事になっている。
日本の紙幣の肖像画をアニメキャラクターにしたら、外貨を獲得できるかも!?
渋沢栄一は近代日本資本主義の父、津田梅子は津田塾大学を創立した女子高等教育の先駆者、北里柴三郎は細菌学者で日本近代医学の父と評価されている偉大な人物である。
だが、どれほどの日本人がこの3人に思い入れがあるだろうか?
偉大な人物である事に間違いはないが、実はそれほどパッとしないと思っている人が多いと感じる。
渋沢栄一はNHKの大河ドラマを含めテレビなどで取り上げられる事もあるので、そこそこの情報を得ているかもしれないが、あくまでメディアに乗っかっているだけである。
日本人でもそんな感じなので、海外の人たちからしたら、「Who is this?」な状態になってしまう。
こんな話を友人たちとしていたら、とある友人が「日本の紙幣の肖像画はアニメキャラクターにした方が良いんじゃない?」と言っていた。
確かに、日本が世界のトップを走っているのは今や工業製品ではなく、アニメや漫画と言える。
日本に興味を持っている外国人に「なぜ日本に興味を持ったか?」の理由を尋ねると、かなりの割合で「日本のアニメや漫画の影響」と答えるはずだ。
それほど、今の日本はアニメや漫画に支えられている。
日本の紙幣のデザインがアニメキャラクターになったら日本に来たがる人も増えるだろうし、そのままお土産に持って帰る人も多いように感じる。
そう考えると、外貨獲得の一つの要因になると思う。
紙幣の肖像画は何故か歴史上の人物となっている。
アニメキャラクターは歴史的観点から考えるとまだまだ若すぎるかもしれないが、数十年後に日本を支えたキャラクターとして肖像画になっていたら面白い。
とは言え、数十年後には今よりキャッシュレスが進んでいるだろうから、紙幣がどのような立ち位置になっているかは不明だ。
2024年の新紙幣発行はタンス預金を市場に炙り出すのが目的で、そのタイミングで財産税を掛けるのでは?とまことしやかに噂されているので、タンス預金がある人は2024年までに対処しておいた方が良いだろう。
そもそも、円安・インフレが進む日本で日本円を貯め込んでいても資産価値は下がるばかりなので、海外にある利回り4%程度で運用されるドル建ての金融商品に変えて、資産保全と資産価値向上を考えるべきだと思う。
(2022年の金利上昇により、利回り6~7%へと向上している!)
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