インターネット時代においてほとんど新聞を見ないのだが、たまたま見た新聞に気になる記事が載っていた。
新聞を熟読する世代(高齢者)には知っておいてもらいたい内容である。
3K=金・健康・孤独に付け込む契約案件が横行中!周りに該当する人がいれば注意喚起を!
どんな記事かと言えば、こんな記事である。
高齢者が契約内容を把握せぬまま、自分の意志とはほぼ無関係に契約をしてしまい後々ニュースになる事があるが、それは3Kを狙った詐欺的契約が横行しているのが背景にあるようだ。
3Kと言うと「きつい」「きたない」「危険」の頭文字を取った劣悪な仕事環境を指す言葉として定着(死後?)しているが、そうではなく、「金」「健康」「孤独」の言葉が当てはまる高齢者を狙って契約を締結させる人がいるのが問題となっている。
お金があり、健康でありつつも孤独な人がターゲットにされてしまう。
こうした高齢者は話し相手を欲しているので、優しい口調で近付いてくると、内容を深く吟味する事無く契約書にサイン・押印をしてしまうのかなと思う。
電気やガスの小売りの自由化により契約数を上げたい人間もいるだろうし、数年前に大問題となったかんぽ生命保険も3Kを狙った事例と言える。
国民生活センターでも注意喚起してほど、こうした契約は社会問題になっている。
高齢者の消費者被害に関する相談が全国の消費生活センター等に多く寄せられています。
高齢者は「お金」「健康」「孤独」の3つの大きな不安を持っているといわれています。悪質業者は言葉巧みにこれらの不安をあおり、親切にして信用させ、年金や貯蓄などの大切な財産を狙っています。高齢者は自宅にいることが多いため、電話勧誘販売や家庭訪販による被害にあいやすいのも特徴です。
トラブルにあわないために、高齢者に多いトラブルの事例や手口などの「情報」を集めることはとても有効です。
正直、このブログを読んでくれている人たちは「こんな契約に騙されるはずはない!」と思うはずだ。
それは間違いないだろう。
問題は自分の周りにいる3Kが当てはまる高齢者たち。
お金があり健康でありながら孤独な高齢者は、言葉巧みに契約を迫るあくどい人間にやられてしまう。
人が良い人ほど狙われやすいだろう。
父母や祖父母など、自分の周りにそうしたがいたら注意喚起をし、定期的に会話を交わして変な契約をしていないかと情報収集をしておくこと必要があるだろう。
⇒ ご質問等はこちらから。
コメント