日本の通貨の正式名称はお札・紙幣が日本銀行券だが硬貨は何?20枚以上の貨幣支払いは受け取り拒否できるが例外的に使える場所もある!

日本社会

ここ最近、硬貨に関するネタが多い。

2021年に発行された新500円硬貨が徐々に市場に出回ってきていたり、ゆうちょ銀行が窓口やATMで硬貨を預け入れる際に手数料を徴収するようにしたりと言った話を見聞きする。

日本の通貨の正式名称は?

冒頭の文章で、私は「硬貨」という単語を使っている。

一般的に使われている言葉であるが、これは正式名称でないのはご存じだろうか?

お札・紙幣を正しくは「日本銀行券」と呼ぶのを知っている人は多いように感じるが、硬貨も実は通称である。

正しくは「貨幣」と呼ぶ。

呼び名が違うように発行元も異なるのだが、日本銀行券はその名の通り日本銀行が発行するのに対し、貨幣は政府が発行している。

貨幣も日本銀行が発行しているように感じるが、独立行政法人造幣局が貨幣を製造した後に日本銀行へ交付されるのだが、この段階で貨幣が発行されたとなるそうだ。

  発行元 正式名称 通称
1,5,10,50,100,500円 日本政府 貨幣 硬貨
1000,2000,5000,10000円 日本銀行 日本銀行券 お札、紙幣

貨幣と日本銀行券の総称が通貨となる。

通貨もお金と言った方が分かりやすいが、貨幣も日本銀行券も正式名称よりも通称の方が馴染みやすいし、特に正式名称を覚えておく必要もないだろう。

 

貨幣は20枚以上使えない?例外的に使える場所がある!

2021年に発行された新500円貨幣、偽造防止技術が組み込まれているようだが、多くの自動販売機で使えないなど不便な面もあるようだ。

また、ゆうちょ銀行が窓口やATMで硬貨を預け入れる際に手数料を徴収するようになったが、この動きは他行も追随すると思われる。

貨幣が使い辛くなっているようだが、これはもしかしたらキャッシュレス社会を促進させた為の施策なのだろうか?と感じてしまう。

実際には分からないが、貨幣をたくさん持っている人はどうしようかと考えてしまう事だろう。

買い物で使おうにも20枚以上の貨幣での支払いは受け取り側が拒否できるようになっている事を知っている人は多いはず。

だが、例外的に拒否できないケースがある。

それは税金納付である。

税金を納める場合には無制限に貨幣を使えるようになっているので、貨幣が貯まっていてその扱いに困っている人は税金を納める際に税務署に持っていけば良いと思う。

tただし、収納代行機関である銀行やコンビニではやはり拒否ができるようなので、あくまで税務署で直接払う時に限られるようだ。

 

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