日本の通貨の正式名称はお札・紙幣が日本銀行券だが硬貨は何?20枚以上の貨幣支払いは受け取り拒否できるが例外的に使える場所もある!

日本社会

硬貨や紙幣に対するニュースは多い。

令和に入ってからのネタとしては、2021年には新500円硬貨が発行されたり、ゆうちょ銀行が窓口やATMで硬貨を預け入れる際に手数料を徴収するようにしたりと言った話を見聞きする。

新500円硬貨が使えない自動販売機、券売機は未だ多いのは問題だと思う。

そして、2024年7月には1万円札、5千円札、千円札の新紙幣が発行された。

日本の通貨の正式名称は?

冒頭の文章で、私は「硬貨」や「紙幣」という単語を使った。

一般的に使われている言葉であるが、これは正式名称でないのはご存じだろうか?

お札・紙幣を正しくは「日本銀行券」と呼ぶのを知っている人は多いように感じるが、「硬貨」も実は通称である。

正しくは「貨幣」と呼ぶ。

「日本銀行券」や「貨幣」を合わせてお金全般が「通貨」となる。

通貨もお金と言った方が分かりやすいが、貨幣も日本銀行券も正式名称よりも通称の方が馴染みやすいし、特に正式名称を覚えておく必要もないだろう。

呼び名が違うように発行元も異なるのだが、「日本銀行券」はその名の通り日本銀行が発行するのに対し、「貨幣」は政府が発行している。

「貨幣」も日本銀行が発行しているように感じるが、独立行政法人造幣局が「貨幣」を製造した後に日本銀行へ交付されるのだが、この段階で貨幣が発行されたとなるそうだ。

  発行元 正式名称 通称
1,5,10,50,100,500円 日本政府 貨幣 硬貨
1000,2000,5000,10000円 日本銀行 日本銀行券 お札、紙幣

小難しい事を書いてきたが、特に正式名称を覚えておかなくても日常生活で困る事はないだろう。

ただし、こうした知識を知っていれば多少は博学に思われるはずだ。

 

貨幣は20枚以上使えない?例外的に使える場所がある!

2021年に発行された新500円貨幣には偽造防止技術が組み込まれているようだが、多くの自動販売機で使えないなど不便な面もあったりする。

また、ゆうちょ銀行が窓口やATMで硬貨を預け入れる際に手数料を徴収するようになったが、この動きを追随する金融機関も増えている。

貨幣が使い辛くなっているようだが、これはもしかしたらキャッシュレス社会を促進させた為の施策なのだろうか?と感じてしまう。

実際には分からないが、貨幣をたくさん持っている人はどうしようかと考えてしまう事だろう。

買い物で使おうにも20枚以上の貨幣での支払いは受け取り側が拒否できるようになっている事を知っている人は多いはず。

だが、例外的に拒否できないケースがある。

それは税金納付である。

税金を納める場合には無制限に貨幣を使えるようになっているので、貨幣が貯まっていてその扱いに困っている人は税金を納める際に税務署に持っていけば良いと思う。

ただし、収納代行機関である銀行やコンビニではやはり拒否ができるようなので、あくまで税務署で直接払う時に限られるようだ。

 

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2024年に発行された新紙幣!旧紙幣でのタンス預金や余裕資金がある人の対処をお早めに!

2024年7月には新紙幣が発行された。

ランニングチェンジとなるので、旧紙幣は徐々に回収されていき新紙幣の割合が増えていくはずだ。

渋沢栄一の新一万円札、津田梅子の新五千円札、北里柴三郎の新千円札を見る機会が多くなっていき、福沢諭吉の一万円札、樋口一葉の五千円札、野口英世の千円札を見掛けなくなっていく事だろう。

だからと言って、旧紙幣となった福沢諭吉などの紙幣が使えなくなる訳ではない。

思った以上に旧紙幣は使えるようになっている。

現在発行されていないが有効な銀行券(日本銀行ホームページ)

今でも1円券(一円札)まで使えるようになっている。

もちろん、1円券を持っていてどこかのお店で使おうとしても、そのお店で拒否られる可能性の方が高いだろう。

お金は紙なので腐らないものであるが、実際にはそのまま置いておくと使い辛くなっていくので、見た目では腐らないとしても実際には腐っているのと同じような状況に陥ってしまう。

これは福沢諭吉などの一世代前の紙幣でも同じである。

タンス預金などで大量の福沢諭吉紙幣を所有している人がいるが、新紙幣が普及していけばどんどん使い辛くなっていくはずだ。

タンス預金の額が大きければ大きいほど使い辛さは増していく。

銀行で換金すれば良いと考える人がいるかもしれないが、一定量以上の換金となるとその源泉を事情聴取される。

その情報は銀行から国税・税務署に流れていき、相続税や贈与税の対象として目を付けられてしまう事だろう。

そもそも、換金せずに置いていれば物価高騰・インフレーションに負けて資産価値は減少していく。

そうした状況になれば、やはりお金が腐っていくようなものだ。

資産価値減少は旧紙幣に限った話ではなく、新紙幣でも同じ事。

コロナ禍後半から為替は円安方向に動いているが、それは日本円の価値が下がっていると言う事である。

同じタイミングで物価高騰も起こっている。

物価高騰・インフレーションは日本だけでなく世界的な問題となっているが、日本のインフレ率は海外のインフレ率と比較すればまだまだ緩やかだ。

世界とのインフレ率の差こそが日本の経済力の無さを表しているが、世界は繋がっているので、日本も世界的なインフレ率に襲われても不思議ではない。

円安や物価高騰に対して、「日本円リスク」が高まっているのだ。

そう考えると、日本円を貯め込んでいるだけでは資産価値はどんどん減少していってしまう。

古い紙幣だけでなく新しい紙幣も放置しておくとどんどん資産価値が無くなり腐っていってしまうので、早め早めに対応しておかなくてはならない。

そうした背景を理解しているのかいないのか、「貯蓄から投資へ」というキャッチフレーズで資産運用熱が高まっているように感じるが、だからと言って日本国内で投資・資産運用を行うべきではない。

そもそも、日本国内で利回りの良い保険商品・金融商品が見当たらないという現状もあるが、日本円リスクが高まっている国で投資・資産運用を行うのはリスク回避ができていない。

日本政府は新NISAでの投資を促しているが、日本政府としては日本円リスクが高まっているからこそ日本で日本円を運用してもらい、何とか日本円のリスク低下を防ぎたいはずだ。

新NISAの場合は、利益を出さなければメリットは生まれないと言う理由もあってお勧めできない。

ではどうすれば良いかと言えば、先ずは日本国内に余裕資産を移す事を考えなければならない。

そして、外貨で利回りの良い商品を契約すべきと言える。

そうした商品として、例えばサンライフ香港社が提供しているSunJoy Global(サンジョイ・グローバル)が挙げられる。

サンライフ香港SunJoy Global(サンジョイグローバル)の商品概要や特徴/評価まとめ!運用利回り約7%の貯蓄型保険商品で契約を推奨できる!
サンライフ香港社(Sun Life)の貯蓄型保険商品サンジョイグローバル(SunJoy Global)の商品概要や特徴まとめ。利回り約7%で運用される商品で運用効率が良いだけでなく、契約者や被保険者の変更や証券分割が可能なので資産承継にも適した商品と言える。

この商品は日本にいながら契約できるスキームがあり、銀行送金やクレジットカードでの引き落としで保険料の支払いができる。

つまりは、日本にいながら資産を海外に移転できるのだ。

そして、契約通貨は米ドル・カナダドル・英国ポンド・中国人民元から選択できるのだが、米ドルを選択しておけば問題ないだろう。

これで海外で米ドル建ての資産を持てるようになるので、日本円リスクを回避して資産保全となる。

そして、利回り6~7%で複利運用されるので資産価値はどんどん増えていく。

資産価値の期待値は以下のようにシミュレーションされている。

◆10年目:140%
◆15年目:191%
◆20年目:279%
◆25年目:394%
◆30年目:551%

これだけのリターンを出せる保険商品・金融商品は日本国内では見当たらない。

そして、これだけのリターンがあれば資産は腐る事無く輝いていくとイメージできるのではないだろうか?

 

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