インベスターズトラスト(Investors Trust)社S&P500Indexの元本確保は、年間利回り何%に相当するのかを計算してみた。
複利計算はインターネットやスマホアプリで計算できる!
インベスターズトラストにはS&P500インデックスという商品がある。
一般的な海外積立投資商品は、毎月積み立てたかね額をファンドに変換して運用していく。
インベスターズトラスト社であれば、Evolution(エボリューション)がそれに該当する。
ファンドは自ら選択する事もできるが、それが難しければ有料でIFA(Independent Financial Advisor)がと呼ばれる正規代理店や投資顧問業者に依頼する事も可能。
つまりはファンド選択によってリターンが大きく変わってくる。
大きなリターンを得られる可能性があるが、マイナスになるリスクもある。
長期運用によりマイナス局面をこなしながらドルコスト平均法などによって、徐々にリターンが大きくなっていく。
(IFAに運用を一任したIFAによって成績が変わるのは事実なのだが、各社それほど大きな差が出る訳ではない。
サポート力があるIFAを選択する事が重要となってくる。)
一方、インベスターズトラスト社のS&P500Indexという商品は毎月積み立てた金額をS&P500Indexで運用していくと言うプランである。
過去のデータからS&P500Indexは長期的に見ると右肩上がりになっているので、将来的な資産価値向上が見込める。
ただし、一般的な海外積立投資商品と同じように、マイナスになる可能性もある。
少なくとも、綺麗な右肩上がりで一直線に資産が増えていく訳ではない。
こうした点をリスクに感じたり、心臓に悪いと感じる人向けの特性が付いているのがインベスターズトラストのS&P500Indexである。
この商品は元本確保の機能が付いていて、毎月積立を継続し、一時停止や一部引き出しを行わない事が条件となっている。
10年、15年、20年の定期拠出プランがあり、途中で積立の停止や引き出しを行わなければ、満期時に各々100%、140%、160%が確保される。
この確保される数字は、年間何%の利回り(複利)と等しくなるのか?という質問を受けたので、エクセルで愚直に計算してみた。
エクセルで計算してみたのだが・・・その後に、インターネットやスマホで複利計算ソフトがある事に気付いた(思い出した)。
文明の利器は有効的に利用して、時間を無駄にしてはならない!
積立投資やローン計算用にシミュレーションできるサイトやアプリがあるのだ。
例えばこれ! ⇒ 積立かんたんシミュレーション
また、私のスマホには、「ぽけっと複利計算」というアプリが入っている(このアプリが入れているのも忘れていた)。
計算してみた結果は、以下の表のとおり。
積立期間 | 元本確保 | 年間利回り |
10年 | 100% | – |
15年 | 140% | 4.1-4.2% |
20年 | 160% | 4.3-4.4% |
ソフトやアプリによって多少の結果の誤差はあるものの、15年定期拠出プランで140%を確保するのは4.1-4.2%、20年定期拠出プランで160%を確保するのは4.3-4.4%の年間利回りで複利運用した時と同等の数値となる。
(このコンテンツを最初に書いたのは2017年である。
現在の世の中であれば、AIに質問したらサクッと回答を出してくれる事だろう。)
この数値は最低確保であるので、実際にはそれ以上の結果となる可能性もある。
一般的な海外積立投資商品はマイナスリスクもあるが、更に良い利回りが出る可能性がある。
インベスターズトラストの元本確保がリスクが無いかと言えば、経済的に途中で辞めざるを得なくなる事と、元本確保がどのようにされるか開示されていない点になる。
S&P500で運用される事となっているが、元本確保に関しては仕組債になっているとしか説明がされていないのだ。
こうしたリスク・リターンをどのように考えるかによって契約する商品が異なってくるはずだ。
投資のリスク許容度をどこまで受け入れるかは個々人によって異なる。
とは言え、日本の保険商品・金融商品で4.0%以上の元本確保がされている商品は見当たらないので、インベスターズトラストのS&P500Indexは優れた商品と感じるし、オフショア金融センターの商品はやはり格が違うと感じる。
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インベスターズトラストの契約やアフターサポートはIFAと呼ばれる正規代理店が契約からアフターサポートまでを請け負う!
インベスターズトラストの商品に興味を持ったのならば、どのようにすれば良いのだろうか?
インベスターズトラストなどのオフショア金融センターの保険会社は直接クライアントを受け入れてはいない。
インベスターズトラストの契約やアフターサポートはIFAと呼ばれる正規代理店が請け負う事になってる。
その為、インベスターズトラストの商品に興味を持ったのならば、IFA=正規代理店に直接連絡する必要があるのだ。
インベスターズトラストを知ったきっかけがどこかの誰かが開催している勉強会やセミナーと言うケースも多いようだが、だからと言って、そうした勉強会やセミナーの主催者経由で契約してはならない。
IFAが契約からアフターサポートまでを請け負う事になっていて、そのような主催者が契約に関与できる訳ではない。
もし、主催者が契約に関与していたら、金融商品取引法に抵触する事になる。
法律に疎く、コンプライアンスを守らないような流れで契約しても何も良い事は無い。
もちろん、契約に直接かかわらないセミナーや勉強会の主催者に個人情報などを提供すべきでもない。
インベスターズトラストなどの海外オフショア金融センターのIFA=正規代理店は、金融商品取引法の観点から日本国内に在籍する事はできない。
金融商品取引法は日本の金融庁に登録されていない商品の取引行為(勧誘、営業、販売)を禁止しているからだ。
では、インベスターズトラストの商品を契約できないかと言えばそんな事は無く、金融商品取引法は販売側を規制しているだけで購入すること自体は合法となっている。
ただし、海外にあるIFA=正規代理店に直接注文を入れた時だけ合法となっているので、海外にあるIFAに直接注文を入れるしかない。
海外のIFAに直接注文と言えど、オーダーシートがある訳でもないし、注文の前に先ずは商品概要などを聞いてみることも可能。
何にしても、海外のIFA=正規代理店に連絡する事が第一歩となる。
海外IFAと聞くと連絡するのを躊躇してしまう人もいるかもしれないが、日本人スタッフがいるIFAもあるので、それほど緊張する必要はない。
今はZoomなどのウェブツールも発達しているので、自宅にいながら日本語で海外IFAとやりとりできる。
契約も日本にいながら可能となっていて、毎月の拠出金(積立金)もクレジットカードでの引き落としに対応しているので、日本にいながら契約が完結できる。
注文の前に先ずは商品概要を聞いてみれば良いと書いたが、ご自身のご予算や考え方、家族構成などを伝えることによってIFAが最適な商品を案内してくれる。
IFAは総合代理店の役割も担っているので、多くの保険会社と提携しているIFAを選択すれば、選べる商品アイテム数も増えていく。
そしてもちろん、クライアントに直接向き合って対応してくれるIFAを選ぶべきであり、契約やサポートをどこかの誰かに丸投げして責務を放棄するようなIFAを選ぶべきではない。
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