2016年9月、香港籍の保険会社であるAgeas(アジアス)が社名をFTlifeに変更した。
既存客はそのまま契約を続けていいのだろうか?
そして新規で契約すべき会社であろうか?
*FTLifeはCTF Life=Chow Tai Fook Life Insurance Company Limitedへと2024年に社名変更!

目次1.FTlifeの会社の歴史や信頼性は? 2.FTLife金融商品の評判や口コミは? 3.FTLife既存契約者が継続する方法とは?新規契約するには? |
1.FTLifeの会社の歴史や信頼性は?
FTLIfeの歴史を遡ってみたい。
創設されたのは1824年、ベルギーの生命保険会社Assurances Generales(現AG Insurance)として産声を上げた。
1990年にAMEV/VSB と合併し、Fortis(フォルティス)となり、2010年4月より、株主の意向でAgeasへと社名が変更された。
Ageasの発音は、「アジアス」。
たまに「エイジアス」と呼んでいる人がいるが、社名を間違っている人には近づかない方が良い。
Ageasは現在、ベルギーとオランダに本社を置いている。
そして香港ではAgeas Insurance Company (Asia) Limitedとして活動をしていたが、2016年に中国・北京に本社を置くJDグループがこの香港Ageasを買収し、社名を”FTLife”に変更したのである。
FTlifeの歴史はまだ始まったばかりであるが、前身を含めれば創業から200年近くも営業を続けている信頼性溢れる会社である。
が、、、中国の会社に買収されたという点が気になる人は気になる事だろう。
⇒ FTlifeについてのご質問等はこちらから。
2.FTLife金融商品の評判や口コミは?
Ageas香港は中国の会社に買収されているものの、商品自体は金融立国である「香港」でそのまま登記されており、商品の安全性は高い。
主なラインアップは以下の通り。
Colombus (コロンバス) |
スタンダードな方式のオフショア積立投資商品。 FTLifeで契約している日本人で最も契約数が多い商品と思われる。 2014年に販売中止 |
Oscar (オスカー) |
Colombus販売中止に伴って2015年に新規販売された積立投資商品。 初期口座期間が契約年数と比例して長くなるので、手数料比率が高くなっている。 |
Dragon Leap (ドラゴン リープ) |
元本確保型養老保険。 死亡保障付きの確定配当型年金プランである。 契約条件は、加入時の年齢などにより異なる。 |
Wealth Accumulator Plus (ウェルス アキュミュレーター プラス) |
一括投資商品 |
Dynasty (ダイナスティー) |
RMB(中国人民元)に投資する確定利回り付きの一括投資商品。 人民元建てで表面年利2.3%が保障された商品。 |
これらの商品の評判や口コミ、良くも悪くも実はあまり耳にしない。
インターネットでもそれほど情報がない商品である。
インターネットの書き込み(特に悪評)は業者が書いていることもあるが、そうした情報も少ないことを見ると、業者もそれほど注目していない商品と考えられる。
だが、法的観点を含めて問題のある商品ではないので、既存契約者はそのまま継続して問題ない。
*追記:FTlifeのクレジットカード手数料が増額している!!
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3.FTLife既存契約者が継続する方法とは?新規契約するには?
Ageas時代に商品契約をして、FTLifeでもそのまま継続したい人は、特に何もする必要がない。
社名変更に関しての疑問や質問は、契約しているIFA(Independent Financial Adviser)に聞いてみれば良い。
仮に、今付き合っているIFAがどこかわからない人は、IFAを変更(移管)しなくてはならない。
IFAの変更は以前契約していたIFAに断りを入れる必要もないので、新しく契約したいIFAを探して、お願いすれば良いのである。
新規でFTLifeと契約したい人も、FTLifeを扱っているIFAを探して契約することとなる。
FTLifeに限らず、オフショア金融商品の契約はIFAを通して行うのである。
IFAは新規契約時だけでなく、契約中のサポートを行う会社となるので、IFAの選択はとても重要なポイントとなる。
⇒ FTlifeやIFAについてのご質問等はこちらから。
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