2024年(令和6年)に発行が予定されている1万円、5千円、1千円の3種類の新紙幣。
タンス預金を引き出したいという裏の目的があるのでは?とも言われている。
タンス預金を新紙幣に換えるなら米ドルや海外の米ドル建ての金融商品に分散した方が良い!
日本銀行券は1984年(昭和59年)、2004年(平成16年)とデザインを変更している。
2004年の変更の際、1万円札の肖像画は変わらずデザイン変更のみであったが、次回の変更は2024年(令和6年)。
20年ごとに変更されているが、これは偽造防止により偽札が出回る事を防ぐ為と言われている。
(蛇足だが、西暦と令和の関係性は、令和に18を加える計算となる。
令和6年+18=2024年。
18は018(れいわ)で覚えておけばよい。)
政府の表向きの理由は偽造防止を防ぐ為であるが、裏の理由もあるのではないかと詮索する人も多い。
昭和21年の新札発行では金融機関にある預貯金を封鎖し、流通している日本銀行券も強制的に金融機関に預金させて、旧日本銀行券の流通を禁止して、新円を発行している。
いわゆる預金封鎖である。
今回の新紙幣発行は5年後の話であり、今の日本でここまでの事をやるとは考え辛いが、こうした情報を普及させ、旧紙幣を流通させて景気を上向かせようという考えはあるかもしれない。
特に日本政府が考えているのは、タンス預金の流通だと思う。
超低金利の日本、銀行などに預けていても資産価値は増えないのでお金を自宅に眠らせている人がたくさんいる。
その規模は30兆とも50兆とも80兆とも言われている。
こうしたタンス預金を新紙幣発行を契機に市中に出そうと考えているのだろうが、無理やり何かに使ったり、もしくは2024年になってご丁寧に新紙幣に代えるのであれば、米ドルや金などにして分散させた方が良い。
借金である日本国債を発行しまくっている日本、今後日本円の価値が上がるとは思い辛い。
日本は少子高齢化・人口減少が進んでいて経済が上向くことも考え辛く、日本円だけ持っているのはリスクでしかない。
日本政府は新紙幣発行でタンス預金を表に出そうとしていると思うが、私はこの機会にタンス預金を日本円以外の通貨や海外の金融商品に分散投資する事をお勧めしたい。
分散とはいえ、日本国内で資産を持っていてはリスクに変わらないので、海外に置いておかなくては意味がない。
タンス預金を活用した分散投資、本ブログを読んでいてくれて方なら理解してもらえると思う。
そもそもタンス預金などせずに、オフショア投資を活用して分散投資を実践している読者の方が多いことだろう。
タンス預金を膨らましている方に声が届き、理解して実行してもらえればと思う。
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