海外、特に香港などの金融立国では日本では考えられないようなスキームが存在する。
例えば、生命保険の証券を担保にするというのも日本では設定できない方法となっている。
海外では生命保険を担保に支払い保険料を押さえたり、融資を活用して節税できるスキームがある!
そもそも、日本の生命保険は1%程度で商品が設計されているので早く死ななきゃ意味がなく、解約返戻金も満期近くにならないとプラスにならないので貯蓄性もない。
この背景として、日本政府が発行している日本国債を国内の保険会社などの金融機関が半ば強制的に購入させられている。
日本国債の利回りが低いので、利回りの良い商品設計を行いと言う背景が日本の保険会社にはあるのだ。
長生きリスクにもインフレリスクにも対応できない商品しかなく、日本国内で提供されている保険商品を無理に購入する理由は見当たらない。
とは言え、日本国内で日本円を貯め込んでいてもインフレーションにより徐々に資産価値は下がっていってしまうので、何らかの対応が必要となる。
海外の生命保険の場合、利回り5%程度で運用されているのが基本であり、契約時に設定した死亡保障額は年々増加していくし、解約返戻金が支払った保険料金を超える損益分岐点も10~15年で迎えるものがほとんどで、貯蓄性もある。
日本の生命保険は長生きリスクがあるのだが、海外の生命保険の場合は長生きに対応した商品になっている。
日本の生命保険はインフレリスクがあるのだが、海外の生命保険の場合はインフレリスクに対応した商品になっている。
日本の生命保険は「保障と貯蓄は別のもの」と言われてしまっているが、海外の生命保険の場合は「保障と貯蓄が両立」できる。
このように基本的な商品価値が異なるのだが、それだけでなく、海外の場合は生命保険の証券を担保にして保険料金を安く抑えたり、将来的に融資を受けて年金を受け取れるスキームがあったりする。

先ず、高額な生命保険に加入したければ、プライベートバンクを活用して保険料を安く抑えるプレミアムファイナンスという手法が使える。
プライベートバンクが保険料を100%融資するというスキームになるのだが、そうしたスキームがなぜ可能になるかと言えば、契約する生命保険の証券をプライベートバンクが担保にする事と、プライベートバンクに預け入れた金額でプライベートバンクが運用に回すからだ。
こうしたスキームにより、直接支払う保険料よりもプライベートバンクに入金する金額の方が低くなる為、安く保険を契約できるようになるのだ。
プライベートバンクの開設は200万米ドル(3億円強)以上からとなっていたりするので、少なくとも1,000万米ドル(15億円)以上の死亡保障が必要な富裕層・資産家向けの案件となる。
(ただし、こうしたスキームでプライベートバンクから融資を受けると金利が発生する。
金利以上に保険証券の価値が出ていれば良いが、世界的に金利が上昇しているのでシミュレーションが必要である。)

プレミアムファイナンスは富裕層・資産家向けのスキームであるが、リバースモーゲージというスキームであれば一般層でも活用できる。
これも生命保険の証券を担保にするのだが、死亡保障額を担保に融資を受けられる制度である。
リバースモーゲージと聞くと不動産での活用をイメージする人が多いかもしれない。
現金があまりないものの不動産を所有している人が、自宅を担保にしてお金を借りるスキームだ。
日本で活用されている不動産でのリバーズモーゲージは、最終的にお金を返せなくなったら自宅を売却しなければならないリスクを孕んでいる。
だが、冒頭で書いたように海外の生命保険はその価値が高まっていくのでリバーズモーゲージでも証券価値を超えてしまうことはない。
価値が高まっている保険証券を担保に融資を受けることができるのだ。
(証券価値を超えるようなリバーズモーゲージを設定させてくれない。)
(融資を受けた金額が死亡保障額を超え、追証のような事を求められる事はない。)
見方を変えると、証券価値が右肩上がりに上昇していくので、将来的に支払った保険料以上の融資を受ける事が可能となる。
現役時代はもしもの時の死亡保障として契約しておいて、現役引退後やお子さんの成人後、住宅ローンの返済後など、もしもの時の必要性が無くなったら、将来的にリバーズモーゲージを活用して年金として受け取ることができるのだ。
海外の生命保険の場合は一般的に一部引き出しで資金を引き出す事も可能だが、そうした方法の場合は利益分に関しては課税対象となる。
だが、リバースモーゲージの場合はあくまで融資=借金となるので、課税対象とはならない事が大きなポイントと言える。
融資で借り受けた分は被保険者が亡くなった時点で死亡保障額から差し引かれ、残った金額が受取人のもとへと渡る。
受取人は相続税を支払う義務があるが、あくまで融資分は非課税なので上手く融資額を設定しておけば、うまみのある節税商品となることであろう。
受取人は課税義務があるとはいえ、自分が保険料を支払った訳ではないと考えれば、もちろんプラスである。
日本では考えられないスキームが海外にはあるが、そうしたスキームが使えて日本人が契約できる商品は限られている。
どのようなスキームやどのような商品が使えるかは、海外にある正規代理店に直接相談して決めていくしかない。
日本人スタッフがいる正規代理店もあるのだが、こうしたスキームを熟知していてアフターサポートもしっかりと行ってくれる正規代理店も限られている。
⇒ ご質問やご相談等はこちらから。
海外の保険会社はクライアントを直接受け入れてはおらず、IFAと呼ばれる正規代理店が契約からアフターサポートまでを請け負う!
生命保険を契約しようにも日本国内には優れた商品は見当たらない。
海外に視野を広げると、日本では考えられないような利回りや特性を持った商品がある事に気付く。
そうした海外の保険商品を契約したいと思ったのならば、どうしたらよいのだろうか?
前提として保険業法の絡みがあるのだが、日本人を受け入れてくれている海外の保険会社もある。
だが、日本人を受け入れてくれていると言えど、海外の保険会社は直接クライアントを受け入れている訳ではない。
IFA(Independent financial advisor)と呼ばれる正規代理店を通して契約する事になっていて、事前のシミュレーションから始まり、解約や満期までのアフターサポートまでを請け負う事になっている。
海外の保険会社のIFA=正規代理店なので、日本国内には海外の保険会社のIFAは存在しない。
海外の保険商品に興味があれば、海外にあるIFAに連絡をする必要がある。
海外のIFAと言えど、日本人スタッフがいるIFAもあるので、日本語でやり取りは可能である。
多くの保険会社と提携しているIFAであれば選択できる商品アイテム数が増えるので、そうしたIFAを選んだ方が良いだろう。
特に今回説明したようなスキームは特殊な部分もあり、商品知識が高いIFAを選ばなければならない。
契約前のシミュレーションでじっくり戦略を練っていく必要がある。
そして、契約時だけでなくアフターサポートもしっかりとクライアントと向き合って対応してくれるIFAを選択するのが特に重要だ。
契約時だけ良い顔をしてアフターサポートは知らんぷりという人や会社は保険会社に限らず多いが、保険商品の場合は長いお付き合いになるので、サポート力に長けているIFAでなければならない。
こうしたポイントに合致したIFAに出逢えれば、良き商品を良きスキームで契約でき、契約後も安心できるはずだ。


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