昨日に続いての日本の保険・保険営業マンシリーズ。
先日、日本国内の某保険会社の営業マンと酒席で話す機会があった。
日本のがん保険などの医療保険は契約時に想像していたように支払われないケースが多い!?
この保険営業マンとは共通の友人がいるのだが、その友人は残念なことに40代という若さでガンで亡くなってしまった。
そして、その奥さんもお互いに知っている。
その奥さんがこの保険営業マンが扱っていない他の保険会社のガン保険に加入しているそうで、その中身をセカンドオピニオンの如くチェックしてもらったらしい。
すると、奥さんが想定しているような保障内容ではなかったそうだ。
約款には事細かくどのようなケースで保険金が支払われるのか書かれているのだろうが、直接話で聞いていた事とは違っていたようだ。
がん保険は日本の保険営業マンからしたらドル箱のような商品だと思うが、スムーズに保険金を受け取れるケースは実は少ないと言っていた。
恐ろしい話である。
少なくはないであろうお金をもしもの時の為に掛けておきながら、いざそのような状況になった時に、何の支えにもならないとは・・・
日本の保険商品の約款はとても小さな字で書かれていて、契約者が気付かないようにしていると言われるが、本当にそんな事が起こっていると知るとショックでしかない。
保険金を支払わないと保険営業マンの評価が上がる保険会社が存在する!?
そんなこんなの日本の保険会社、この話には少々続きがある。
想定した通りに保険金が支払わなければ契約者は困ると同時に、保険会社は儲かる事になる。
こうした契約で保険金を払わないで済むと、担当の保険営業マンの評価は社内で上がるそうだ。
全くもって酷い話である。
誰の何の為の保険で、誰の何の為の保険営業マンなんだろうか?
契約時は一見親切で優しそうに見えても、結局は自身の利益の為に生きている人が多いのだろう。
契約時だけ優しくその後は知らんぷりしたり、どこかに丸投げするネットワークビジネスやマルチレベルマーケティングの人たちと何ら変わりない。
日本の保険でまともなものは少ないが、医療保険や損保は海外オフショアでの加入は難しく、日本で入るしかない事が多い。
だが、実際には契約時の思惑通りに保険金が受け取れないのであれば、やはり日本の保険会社はどんな商品であっても評価できないと判断せざると得ない。
☆ご質問やご相談等はこちらから。
コメント