先日、行きつけのお店のカウンターで美味しくお酒を飲んでいたところ、隣に座った男性から声を掛けられた。
「綺麗な女性はお好きですか?」と。
その男性を挟んで私と反対側のカウンター席には確かに綺麗な女性が座っていた。
ただし、年齢不詳。
保険営業マンはお茶しましょうと誘いつつも、私の大事な時間を奪う事には無関心!
酔っていたせいもあり、半信半疑で3人で会話が始まった。
途中で名刺を差し出され、見てみると某外資系生命保険会社の名前が書かれていた。
その瞬間、「めんどくさいなぁ」という思いが脳内を駆け巡る。
最近の保険会社の営業マン(営業ウーマンと呼ぶのが正しい?)は知人男性を間に挟み、ルックスから接点を持たせようとするのだろうか?
最近のというより、ひと昔前の戦略かもしれないが…
時代は変わり美人局や枕営業という言葉は聞かなくなったが、そうした事が今の時代にもあるのかもしれない。
先方からは私の名刺を求められたが、今は持っていないと拒否。
すると、LINE交換を要求された。
またしても「めんどくさいなぁ」と思ったが、瞬時に頭を切り替え、情報収集をしたり、ちょいとからかってやろうかと思い始めた。
翌日、案の定LINEでメッセージが速攻やってきた。
「お茶しながらお話しませんか✨」
昨夜から続く「めんどくさいなぁ」のオンパレードww
「素敵な女性とお茶できるのが嬉しいのですが、、、どんなお話がしたいのですか?」と返信してみたところ、ストレートな回答がやってきた。
「資産形成や保険の話などを含めて楽しく会話できたらと思いますが、どうでしょう⁉️」
速攻「嫌です!」という感情が頭の中を駆け巡り、「資産形成や保険の話ならお断りさせてください。」と返信してしまった。
昨夜は情報収集してみようかと思ったが、やはり私の中では嫌悪感が強い。
何よりも時間の無駄だ。
すると「なんてことを!そんな寂しいこと言わないでください!!」との返事。
断る人はほとんどいないのだろうか?
続けて、「お茶するチャンスを与えてくれませんか🙇」とやってきた。
どんだけ俺に営業したいねん!と思ったのだが、ならばと思い、お茶して資産形成や保険の話を聞いてあげるのでその対価を頂こうと考えた。
「分かりました。1時間5,000円でいかがですか?」とメッセしたみたところ、
「私が払うんですか?失礼ですね。」と回答された。
どちらが失礼なんだろうか???
1時間5,000円は高くもない額なはずだが、人の時間をどのように考えているのだろうか?
私から資産形成や保険の話を聞くチャンスを得られたのに…
日本国内の保険商品を扱う人はマーケティングについての知識をもう少し学んだ方がいいと思う。
誰彼構わず繋がりを持ち、積極果敢に営業を仕掛けてくるが、それで気持ちよく契約する人などいないだろう。
とは言え、日本国内の保険商品はしょぼいものが多いので、金融リテラシーの低い人しかターゲットにならないはずで、彼らにとっては客層などに興味はなく、誰が顧客になっても良いのだろう。
だからこそ、誰彼構わずに接点を持ちたがるのだと思う。
金融庁もこうした営業マンをもう少しコントロールした方が良いと思うのだが、真っ当な金融知識がある保険営業マンであれば日本の保険商品などお客さんに失礼で販売できないはずだ。
そうなると日本の保険会社が潰れてしまうので、ある程度の質の悪さは許容してしまうのかなと感じる。
保険商品の質が悪いから営業マンも質が悪くなるのか、商品の質が悪いからこそ質の悪い売り方でしか販売できないのか分からないが、金融商品を販売・購入する環境としてはとても芳しくないと感じる。
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