円安の影響!?で資産移転したお金を日本に送金したい人が増えている?インフレヘッジや日本円リスクの勝負はまだまだこれから!

日本経済

2022年になって以降、RL360°やインベスターズトラストの解約方法やその解約金の受け取り方法についての質問をちょくちょく受ける。

円安の影響かなとは思うが、勝負はまだまだ先にあるのでは?

今は円安?資産移転したお金が価値を生むのはまだまだ先で勝負はこれから!

先ず、RL360°やインベスターズトラストなどのオフショア籍の海外積立投資商品の解約方法についての質問を私にしてくるのは何故だろう?と感じる。

こうしたオフショア金融商品はIFA(Independent Financial Adviser)と呼ばれる正規代理店が契約時からアフターサポートまでを請け負う事になっている。

サポートをしっかりと受けられない体制で契約しているから、何かあると直ぐに解約したくなり、満期まで契約を継続するのが難しくなってくる。

こうした長期積立投資商品は長く契約すればするほどメリットが大きくなっていくのだが、ちょっとした円安で解約したいと思うのは、商品の本質的理解力が低いのではないかと感じる。

それは即ち、商品概要をきちんと伝えてくれないIFAで契約しているのかなと想像できるので、残念に感じる。

 

確かに、2022年は円安が続いている。

もっと言えば、2021年から円安は続いている。

だからと言って、簡単に海外に資産移転したお金を日本に戻すのはどうかと感じる。

RL360°やインベスターズトラストなどの海外積立投資商品を単なる金儲けの商品と考えていると簡単に利確したくなるかもしれないが、こうした商品は日本にいながら海外に資産移転できるツールなのだ。

円安やインフレなどはまだまだ始まったばかりと考えられなくもない。

数年後に2022年を振り返ってみたら、あの時はまだまだ円は高かったねと会話しているかもしれないし、海外と比較したら日本のインフレ率は低い。

日本円リスクの勝負はまだまだ先にある。

日本円リスクに備えて海外に資産を移転したのに、簡単にリスクの高い日本に資産を戻そうとする人がいてビックリしてしまう。

日本円を海外に資産移転させる事は資産保全ともいえるが、保全を放棄して危険地帯に戻すような行為である。

もちろん、生活費が無くなってしまったが為に解約して日本にお金を戻すというのであれば仕方ないが、簡単に利確したいというなら、先を見据えてどう行動するかを判断すべきだ。

今はまだ、日本から海外に資産を保全する為に移転させる時期だと私は思う。

いつも言う事だが、日本で生活している以上は日本国内で日本円が必要だが、余裕資金を日本に貯め込んでいても仕方ない。

このインフレで日本で貯蓄する事の愚かさを身を以って体感した人が多いと思うが、ならば、まだまだ海外に向けて資産移転・資産保全を進める事を考えるべきではないだろうか?

 

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