海外投資セミナーやオフショア金融勉強会に行くよりもIFA=正規代理店に直接話を聞いた方が正確!紹介者や仲介会社の情報は浅くて狭い!

金融知識・金融教育

海外オフショア投資を知った方法として、友人・知人の紹介やセミナー・勉強会への参加したからと話人が多いような気がする。

こうしたセミナーや勉強会は2010年頃が一番活況だったと思うが、10年以上経った今でも所々で行われているようだ。

当時はメルマガが主体だったようだが、今ではXやInstagramなどのSNSきっかけという話も聞いたりする。

また、昔も今もカリスマ的に集客できる人がいたり、そうした人を核としたネットワークビジネス・マルチレベルマーケティング・ねずみ講のような体制で人を集めているケースもあるようだ。

だが、こうした形での勉強会やセミナーで得られる情報が正しいとは限らない。

逆に、オフショア投資に関しての場合は誤った情報ややり方を得てしまう事も少なくない。

そもそも、そうしたセミナーや勉強会での講師はその道の専門家やプロではなく、資格を持っている人ではないはずだ。

本当にオフショア投資に興味があるのなら、IFA(Independent Financial Advisor)と呼ばれる正規代理店に直接連絡して、自分の資産に合った運用法を明示してもらうべきである。

海外投資勉強会やオフショア金融セミナーに行くのなら、直接IFA=正規代理店に聞けばよい!

海外投資勉強会やオフショア金融セミナーに参加すると、クロージングとして商品の契約や香港に渡航してHSBC香港の口座開設を勧められることが多いみたいだ。

商品の契約となると、金融商品取引法が関連してくるので要注意。

金融庁に登記されていない商品の勧誘・営業・販売は出来ないからだ。

金融商品取引法は販売側を規制しているのであって、購入すること自体を規制している訳ではない。

その為、海外オフショア籍の金融商品に興味を持ったら、自らIFA=正規代理店に連絡を取るのが合法的な契約方法となってくる。

勉強会やセミナー主催者の流れに従って契約してしまうと、勉強会やセミナー主催者がそのままアフターサポートを受け持つケースが何故か多い。

これまた危険なことで、本ブログには、「紹介者と連絡が取れなくなったのですが、どうすれば良いですか?」と嘆きのメールを入れてくる人も少なくない。

「紹介者≒勉強会やセミナー主催者」である事が多いのだ。

そもそも、オフショア投資に興味を持ったのなら、正規代理店であるIFA(Independent Financial Adviser)に直接連絡して、自分に合った商品を案内してもらえば済む話だ。

自ら問い合わせて契約する事は、法律的にも何ら問題ではない。

また、香港など地場で事業活動しているIFAの方が、商品知識が豊富なのは言うまでもない。

IFAは契約時だけでなくサポートまで担当する組織であるので、契約後も安心だ!

どのIFAを選択するかがポイントになるが、日本人を受けいれているIFAもあるので、わざわざセミナーや勉強会に行く理由は見当たらない。

 

☆ご質問やご相談等はこちらから。

 

海外投資勉強会やオフショア金融セミナーで案内される商品は積立投資商品が多いのは何故?

今もどこかで行われている海外投資勉強会やオフショア金融セミナー。

その内容を分析してみると、何故かRL360やインベスターズトラストなどの保険会社が提供する積立投資商品である事が多い。

RL360やインベスターズトラストの商品に問題がある訳ではないのだが、数ある商品の中から自分自身が積立投資商品が合致するとは限らない。

(数あると書いたが、日本居住の日本人を受け入れてくれる海外の保険会社は限られている。)

2010年であれば、円もまだまだ高かったので積立を選択するのが良かったかもしれないが、日本円の弱さを考えると、今後もまだまだ円が安くなっていっても不思議ではない。

そう考えると、積立よりも今ある余裕資金を一括や数年間の年払いで支払える保険商品の方が良いと考える人の方が多い事だろう。

貯蓄型保険商品であれば、長期的に見れば利回り6~7%で複利運用してくれるので、将来的に資産価値がとても大きくなっていく。

サンライフ香港SunJoy Global(サンジョイグローバル)の商品概要や特徴/評価まとめ!運用利回り約7%の貯蓄型保険商品で契約を推奨できる!
サンライフ香港社(Sun Life)の貯蓄型保険商品サンジョイグローバル(SunJoy Global)の商品概要や特徴まとめ。利回り約7%で運用される商品で運用効率が良いだけでなく、契約者や被保険者の変更や証券分割が可能なので資産承継にも適した商品と言える。

支払い期間や運用方式など様々である。

ご自身の将来資金構築、もしもの時の保障、資産保全、資産承継など資産運用を行う目的も様々なはずなので、その目的に合致した投資商品を選択する必要がある。

それなのに、一様に積立投資の話しかしないのは腑に落ちない。

 

何故、海外投資勉強会やオフショア金融セミナーの講師は積立投資の話ばかりするかと言えば、積立投資の話ばかりを教育させられているからだと想像できる。

多くの知識を詰め込むだけの余裕が無いので、誰に対しても同じ説明をすれば済む積立投資の話が講師側にとって最適なのだと思う。

契約年数はもちろん年齢が高い人に対しては調整するとしても、それ以外の項目はほぼ同様に話が出来るはずだからだ。

(酷いケースでは、定年を迎えた人に対しても25年の契約を迫るようだが…)

一方、例えば生命保険などをシミュレーションしようとすれば、先ずはどの生命保険が合うかを考えなければならない。

一言で生命保険と言っても、ホールライフ型やユニバーサルライフ型などがあり、貯蓄性を求めるのか相続対策にするかなど、考えるべきことが多い。

こうした事を覚えるのが大変と考えて、セミナーで誰にでも話せる積立型を選んでいるのかなと相続する。

何度も書くが、もちろん積み立て方の商品が悪いと言う訳ではないのだが、その内容が講師サイドの理由であり、受講者側のニーズに合っているかと言われればそうでもない事が多い。

結果的に、そうした勉強会やセミナーの流れで契約した結果、後々になって、思っていた商品と違っていたと感じて後悔する事もいたりする。

また、話を盛った講義やトークをする結果、聞いていた話を違うという結果になる事もあったりする。

更には、商品を売りたいと言う気持ちばかりが強いので、アフターサポートには興味がなく、契約後は杜撰な対応をされる事も多いのだ。

 

こうした事態を避ける為に、海外オフショア籍の金融商品に興味を持ったのならば、IFA=正規代理店に直接連絡するようにしてもらいたい。

それが合法的な原理原則に従ったやり方であるし、IFA=正規代理店であれば、クライアントに合致した商品を案内してもらえる。

ただし、海外オフショア籍の金融商品のIFA=正規代理店なので、日本国内にそのIFAは存在しない。

その為、海外にあるIFAに連絡をする事になる。

とは言え、日本人スタッフがいるIFAもあるので、それほど恐れる必要は無い。

今はZoomなどのウェブツールが発達しているので、海外のIFAとも自宅にいながら日本語でやり取りできる。

また、契約も日本にいながら可能なスキームがあり、拠出金(保険金)もクレジットカードで引き落とせるので、日本にいながら完結できるようになっている。

日本人スタッフがいて、日本居住の日本人の受け入れやサポート実績が豊富なIFAを選んでおけば安心できる事だろう。

中には、紹介者や仲介者経由でないと受け入れてくれないIFAもあるが、当然ながら自社の責務を放棄するようなIFAを選ぶべきではない。

クライアントと直接向き合ってくれるIFAを選択する事が重要だ。

 

加えて書けば、IFAは総合代理店としての役割も担っている。

多くの保険会社と提携しているIFAであれば、選択できる商品も増えてくる。

 

⇒ ご質問やご相談、IFA=正規代理店の選定でお悩みの方はこちらから。

コメント

  1. あきこ より:

    師匠の言う通りですね。
    きちんとした契約書を見て余計な所通さなくて良かったって思いました。(o^^o)

タイトルとURLをコピーしました