2015年入社の就職活動が活発化している。
毎年画一的に就職活動が行わる日本のシステムに違和感を感じるが、日本らしいと言えば日本らしい。
就職活動と言う名のレールは誰が決めるのか?
日本の大学生の就職活動は3年生の12月からスタートする。
これを決めているのは経団連?
スタートを一定に合わせて不公平感を無くそうと言う考えか?
職業選択の自由からいけば、こうしたルールは如何なものかと感じる。
学生で勉強するより社会に出た方が良いと思えば、大学を辞めるのも一つ、大学に通いながら働くのも一つの選択だ。
実際には大学より社会に出てからの方が勉強になることは山ほどある。
日本の採用活動の謎
日本の大学生の就職活動は、大学卒業の「資格(ブランド?)」と「人間性」が重視される。
その為、大学を卒業するタイミングを図って行われる。
採用する側も、採用後に教育しなければならず、その為の予算も膨大で思ったようなスタッフに育つかどうか、ある程度の経験から分かる部分もあるだろうが、”投機”的要素も多いはずだ。
海外で重要視されるのは「実績」。
実績がなければほとんど採用されない。
実績のない大学生が就職するために活用するのが「インターン」だ。
日本のインターンは単なる職業経験的感覚だが、海外ではインターンの時点で仕事であり実績を作らなければならない。
本採用されるために必死だ。
インターン枠も限られており、インターンに選ばれるように必死に勉強する。
企業によってはインターンで給料を払うのではなく、有料制度にしているケースもある。
留学生の方が日本人より2ランクも3ランクも上?
学生としての考え方に相違もあるのだろうが、積極的に留学生を採用したがる企業も多い。
⇒ 都内でASEANからの留学生限定の合同説明会が行われました。
日本の学生がダメだとは決して思わない。
だが、学生として就職に対する考え方がぬるま湯になっている状況は変える必要があるだろう。
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