日本と比較すると利回りが全く異なる海外の生命保険や貯蓄性保険商品。
日本から近い場所で日本人を受け入れてくれるのは香港である。
オフショア金融センター、金融立国として利回りが良い商品が組成できるような環境となっている。
香港籍の保険商品を購入したければ、(PIBA取得 ⇒)香港保険業監管局=HKIAの正規代理店から購入すべし!
香港で日本人に最もメジャーな保険会社はサンライフ香港社(Sun Life Hong Kong)だと思う。
そのサンライフ香港社の保険商品を購入するにはどうすれば良いかと言えば、正規代理店を通すしかない。
直接サンライフ香港社がクライアントを受け入れて販売を行っている訳ではなく、IFA(Independent Financial Advisor)と呼ばれる正規代理店を介して契約を行う事になる。
サンライフ香港や保険商品に限らず、海外オフショア籍の保険商品・投資商品・金融商品はIFAが販売から事後サポートまでを受け持つのが一般的である。
なので、サンライフ香港などの保険商品に興味がある人はIFAに直接連絡して商品概要を聞き、サポート体制やサポート方法を確認して契約をしなくてはならない。
だが、IFAのように装っている会社もあるようなので、注意が必要だ。
香港籍の生命保険を購入する場合、Professional Insurance Brokers Association(香港保険業協会、通称PIBA)に加入しているかどうかをチェックすればよい。
PIBA公式サイト ⇒ piba.org.hk/
公式サイト内にあるPublic Register>Membersをクリックし、Company Name(English)とSearch Keyを入力する事で確認可能だ。
*現状は政府直轄の香港保険業監管局(Hong Kong Insurance Authority、略称HKIA)が香港の保険業を管理監督している。
その為、香港保険業監管局に登録されているかどうかを確認する必要がある。
https://www.ia.org.hk/en/index.html
香港保険業監管局のサイトは広東語か英語となっている。
その為、確認が難しいと思われる方もいるかもしれない。確認が難しいと感じたのであれば、IFA=正規代理店と思われる会社に確認してみてもらいたい。
IFAであれば、登録番号などを教えてもらえるはずだ。
IFAのように装う会社もあると書いたが、そうした会社はこうした機関への登録が不要だと難癖付けて説明してくるはずだ。
登録が必要か不要かは冷静に考えれば分かる事だろう。
登録されていない会社にわざわざお世話になる必要は無いし、登録が不要であれば誰しもがIFAとなれてしまう。
登録していない会社はどこかのIFAの下請けのようになっていて、ネットワークビジネスやマルチレベルマーケティングのような体制にしているのである。
このような体制下で契約すると、商品概要が又聞きになり、サポートが杜撰になる事が多い。
責任の所在も曖昧になり、最悪のケースの場合、どこかのタイミングで誰とも連絡が取れなくなってしまう。
こうした事態を避ける為に、香港保険業監管局に登録されているIFA=正規代理店と直接契約する事が重要になってくる。
香港の保険商品であり、香港の保険業監管局に登録されている会社がIFA=正規代理店となるので、そのIFAは日本国内には存在しない。
香港の会社がIFAとなる。
香港のIFAなので広東語か英語でやり取りしなければならないのかと言えば、そんな事は無い。
日本人スタッフがいるIFAがあり、そうしたIFAで日本居住の日本人の受け入れやサポート実績が豊富なところを選んでおけば安心できる。
直接クライアントと向き合って対応してくれるIFAで、ご自身の予算や考え、家族状況などを伝えることにより、最適なプランを案内してくれるはずだ。
☆ご質問やご相談、正規代理店(IFA)の選定でお悩みの方はこちらから。
サンライフ香港社の代表的な保険商品とは?
日本人が最も契約している香港の保険会社はサンライフ香港社だと言われている。
どのような商品を契約しているのだろうか?
日本人が多く契約していると思われる代表的な保険商品を3つ挙げてみたい。
生命保険Life Brilliance(ライフブリリアンス)
貯蓄型生命保険であるLife Brilliance。
日本では貯蓄と保障は別のものと言われているが、それはあくまで日本の保険会社の実力の問題である。
日本の保険会社は超低金利である日本国債を半ば強制的に購入させられているので、利回りが出る商品を組成できない。
日本国債関係なく、利回りが良い商品を組成できるのかは疑問であるが、貯蓄性、保障性、どちらを見ても契約に値する商品を見掛けない。
香港などはそうした縛りはなく、利回りの良い商品を組成できる環境となっている。
サンライフ社のLife Brillianceも長期的に見れば利回り5%程度の貯蓄性があり、死亡保険金(保障)も保険会社の運用によって年々増加していく。
日本の保険会社では困難であるインフレリスクや長生きリスクにも対応できる商品となっているのだ。
海外の生命保険の契約は、保険業法に内閣総理大臣の許可が必要と書かれているが、それでも契約する日本人が多数いると言われている。
以下リンクにLife Brillianceのシミュレーション例を幾つか掲載しているので、興味がある方は参考にしてもらえればと思う。

一括払いの養老年金保険RoyalFortune Savings Plan(ロイヤルフォーチュンセービングスプラン)
RoyalFortune Savings Planは一括払いの養老年金保険となっているが、簡単に書けば貯蓄性に特化した保険商品である。
生命保険の機能が薄く、その分だけ貯蓄としての利回りが高い。
Life Brillianceは利回り約5%と説明したが、RoyalFortune Savings Planは長期的に見て約7%となっている。
一時払い書かれている通り、支払いは一括のみで最低保険料はUSD125,000となっている。
富裕層・資産家向けのプランとなるが、契約当初の解約返戻率が高いので、海外に資産移転して資産保全させたい方に人気となっているようだ。
以下リンクにRoyalFortune Savings Planのリターンのシミュレーションなどをまとめているので、興味がある方はチェックしてもらえればと思う。

貯蓄性保険商品SunJoy Global
SunJoy GlobalもRoyalFortune Savings Planと同じような貯蓄性保険商品である。
RoyalFortune Savings Planと比較して、契約当初の解約返戻率が低いが、長期的に見れば30年後に同等の解約返戻率となる。
一時払い以外に2年や5年も選択可能で、最低保険料も2年払いで計USD30,000からとなっていて、契約のハードルは低い。
以下リンクにSunJoy Globalのリターンのシミュレーションなどをまとめているので、興味がある方はチェックしてもらえればと思う。

冒頭に、「日本から近い場所で日本人を受け入れてくれるのは香港である。」と書いたが、日本人をいつまで受け付けてくれるかは全く分からない。
オフショア籍の保険商品は日本人受け入れ拒否を表明すると、最終受入日までの猶予が短い事がほとんどなので、気になる人はお早めに。
気になる方は、先ずはIFAに連絡して、どの商品がご自身に合致しているかを相談してみてもらえればと思う。
☆ご質問やご相談、正規代理店(IFA)の選定でお悩みの方はこちらから。
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