2019年版世界大学ランキング!人口減少や高齢化などの諸問題が日本の大学の存続を脅かす可能性があると指摘されている!

マスコミ、マスメディア

毎年恒例の世界大学ランキングが英国の教育専門誌タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(Times Higher Education)から発表された。

1位は英国のオックスフォード大学で、日本のトップは42位にランキングされた東京大学となっている。

⇒ World University Rankings 2019: results announced

日本の大学は将来的に世界と戦っていけるのだろうか?

論文の引用頻度や教員1人当たりの学生数、留学生と国内学生の割合と言った13の指標から評価される世界大学ランキング、トップ10は以下の通りとなっている。

2019
順位
大学名 国名 2018
順位
1位 オックスフォード大学 英国 1位
2位 ケンブリッジ大学 英国 2位
3位 スタンフォード大学 米国 3位
4位 マサチューセッツ工科大学 米国 5位
5位 カリフォルニア工科大学 米国 3位
6位 ハーバード大学 米国 6位
7位 プリンストン大学 米国 7位
8位 エール大学 米国 12位
9位 インペリアル・カレッジ・ロンドン 英国 8位
10位 シカゴ大学 米国 9位

上位は昨年と大きな変動はなく、英国と米国で占められている。

アジアの大学だけに目を向けて見ると、上位5大学のランキングは以下のようになっている。

2019
順位
大学名 国名 2018
順位
22位 清華大学 中国 30位
23位 シンガポール国立大学 シンガポール 22位
31位 北京大学 中国 27位
36位 香港大学 香港 40位
42位 東京大学 米国 46位

日本で最も順位が高い東京大学は、アジアで5番目の位置付けとなった。

成長を続ける中国の2大学と、オフショア地域でもあるシンガポールや香港に上位を譲っている。

日本のアカデミックな研究費は議論になる事が多いが、タイムズ・ハイヤー・エデュケーションの編集長も、人口減少や高齢化などの諸問題が「日本の大学の存続を脅かす可能性がある」と指摘しており、さらなる投資などが不可欠だと発言している。

国家予算からどこまで大学への投資に回す事ができるだろうか?

日本国内だけでなく、外から見ても日本の人口減少や高齢化は問題視されている事が分かる。

大学の存続は一例であり、社会保障費の圧迫など様々なところで問題が生じてくる事だろう。

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