日本の保険商品の利回りに嫌気が差し、海外に目を向けてみたら、香港などのオフショア地域に日本とは比較にならないような商品があることに気付く。
海外商品が故にリスクやデメリットはないのかなと考えたりすると思うが、IFA(Independent Financial Adviser)と呼ばれる正規代理店の選定を間違えなければ問題ないと言える。
オフショア保険の契約は現地保険業を管理監督する当局に登録されていて、日本人の受け入れやサポート実績が豊富な正規代理店(IFA)を選定して直接契約するのが鉄則!
海外、特にオフショア地域である香港には日本人にとってメリットとなる保険商品が多く扱われている。
なぜ日本の保険よりも利回りが良いの?と思うかもしれないが、日本の保険の利回りが悪過ぎると言った方が正解であろう。
日本の保険会社は超低金利である日本国債を半強制的に購入させられているので、利回りが出る商品を組成できる環境にない。
海外ではそうした縛りがないので、利回り4%程度で運用されるのだ。
(2022年の世界的な金利上昇により、利回り6~7%へと向上している!)
日本居住の日本人を受け入れている保険会社は海外にはほとんどなく、選択できるのは香港の保険会社くらいとなってくる。
海外の生命保険を契約するデメリットが何かあるかと言えばそれほどイメージはできないが、利回りが良いと言えど、早期に解約すると元本割れするということくらいだろうか?

リスクは何かと言えば、海外商品なので書類は英語であり、サポート環境が重要となってくるのだが、サポートを受けられない状況に陥るケースがある点だ。
海外の金融商品はIFAと呼ばれる正規代理店が契約からアフターサポートまでを請け負う事になる。
IFAは香港なら香港の保険業を管理監督する当局に登録されている会社となる。
香港の場合、香港保険業監管局がそれに当たる。

海外の商品、海外のIFA(正規代理店)であっても、日本人スタッフがいて日本人の受け入れやサポート実績が豊富なIFAをしておけば安心だ。
保険は長期契約商品になるが、解約時や死亡時にしっかりとサポートしてもらう必要がある。
特に死亡時は、死亡状況や相続関係などによって対応が多岐にわたる。
サポート力・サポート経験が豊富である必要がある。
間違っても、IFAと自身の間に異なる人物(紹介者)や会社などを挟んではならない。
こうした人たちを介して契約すると、その人たちがサポート担当になることがほとんどだ。
だが、いつどのタイミングで連絡が取れなくなるか分からない。
それがとても大きなリスクとなる。
海外/香港/オフショア保険は日本にはない利回りを持った商品を提供しているが、後々の事まで考えて、サポート実績が豊富なIFA・正規代理店と直接契約する事が重要だ。
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