香港など海外の保険会社の運用利回りは約4%と言われてきた。
日本の保険会社が提供する商品で4%の運用利回りを出すのは厳しいと思うが、アメリカなど世界的に金利が上昇してきた結果、日本の保険会社の金利も上がってきてはいる。
なので、日本と海外オフショア籍の保険会社の運用利回りの差が縮まったように思っている人もいるようだが、海外オフショア籍の保険会社の運用利回りも同様に上昇しているので、その差が縮まっている訳ではない。
例えば、日本居住の日本人が多く加入していると言われているサンライフ香港社の貯蓄性保険商品は運用利回りは長期的に見て6.5%でシミュレーションされている。
サンライフ香港社の保険商品は運用見積りは長期的にみて6.5%!何年で何%になる?
2023年にサンライフ香港から上市された貯蓄型保険商品SunJoy GlobalやSunGift Globalと呼ばれる商品がある。
それらの商品は2025年に各々ランニングチェンジされるような形でSunJoy Global Insurance Plan ⅡとSunGift Global Insurance Plan Ⅱとして今は販売されている。
これらの商品のシュミレーションの数字を見ると分かり易いかなと思う。

この2つの商品、解約返戻金を支払った保険金で割った数字=利回りと、複利で運用されていることから逆算して年利が何%になるのかを表にまとめてみた。
SunJoy Global Insurance Plan Ⅱ | ||
契約年数 | 利回り | 年利 |
5年目 | 88.3% | -2.5% |
6年目 | 104.8% | 0.9% |
10年目 | 145% | 3.8% |
20年目 | 312% | 5.9% |
30年目 | 615% | 6.2% |
40年目 | 1204% | 6.4% |
50年目 | 2260% | 6.4% |
60年目 | 4241% | 6.4% |
70年目 | 7961% | 6.5% |
80年目 | 14945% | 6.5% |
SunGift Global Insurance Plan Ⅱ | ||
契約年数 | 利回り | 年利 |
5年目 | 53.6% | -11.7% |
6年目 | 100.8% | 0.2% |
10年目 | 137% | 3.2% |
20年目 | 300% | 5.6% |
30年目 | 627% | 6.3% |
40年目 | 1204% | 6.4% |
50年目 | 2260% | 6.4% |
60年目 | 4241% | 6.4% |
70年目 | 7962% | 6.5% |
80年目 | 14945% | 6.5% |
当然ながら、契約して直ぐに解約をするとマイナスとなる。
それでも、支払った保険料を解約返戻金が超える損益分岐点を迎えるのが6年目ととても早い。
それ以降は右肩上がりで資産価値が上昇していき、長期的に見れば利回り6.5%で運用されるとシミュレーションされている。
30年後には資産価値が6倍以上となり、50年後には23倍、80年後には150倍近くの資産価値になるとシミュレーションされているのだ。
とてもスゴい利回りだと思わないだろうか?
表の後半部分を見ると、約10年で資産が2倍近くになっているが、これは72の法則からすると利回り7%弱だという事が分かる。
どこまで長期で契約を継続するかは難しい部分かもしれないが、資産価値は10年後に約1.5倍、15年後に資産が1約2倍になるので学資保険としても活用できるだろうし、30年後に資産が6倍以上になるので、将来資金・老後資金の構築用にも充てる事もできる。
それ以上は想像できない、そんなに長く生きれない・・・と思うかもしれないが、これらの商品は契約者や被保険者を何度も変更可能となっている。
また、証券を分割する事も可能なので、お子さんやお孫さんの人数に合わせて証券を分割する事で、上手く資産承継ができる仕組みも併せ持っている。
単なる資産価値向上だけでなく、資産承継も見据えた考え方ができるのだ。
(海外に資産を移して外貨運用できるので、資産保全ができるという点も価値が大きい。)
こうした数値をみて、「どうせシミュレーションだろ?」と考える人もいるかもしれない。
確かにシミュレーションだが、香港の保険会社はシミュレーションと運用結果の乖離を毎年公表している。
その為、想定外の数値は出せない。

また、長期的に見て利回り6.5%でシミュレーションされているが、これは香港の保険業を管理監督する機関が、利回りの上限値を6.5%にするように指導しているからだ。
あまりに大き過ぎる利回りを出して、クライアントの期待値を上げ過ぎるなということなのだろうが、日本人からしたら利回り6.5%でも十分過ぎる数値となっている。
シミュレーションはもちろんシミュレーションに過ぎないかもしれないが、購入を煽る為の数値ではなく、実現性はそれなりに高く、もっと言えば、シミュレーション以上の数値が出る可能性も十分に秘めているのだ。
ちなみにだが、ここで紹介しているのは貯蓄に特化した保険商品であるが、生命保険の機能も付いた、いわゆる貯蓄型生命保険の場合は、資産価値が利回り約5%程度で向上していくとシミュレーションされている。

世界中で金利が上昇して日本の保険会社の数字も多少は良く見えるかもしれないが、それでも世界と横並びで比較したら、低金利である。
円安も進んでおり、日本円の価値減少が進む事も考えると、余裕資金を日本に寝かせておく自体が高リスクとなっている。
こうした商品を契約して海外に資産移転する事によって資産保全ができ、更には資産価値向上も期待できる海外オフショア籍の保険会社が提供するこうした商品は、日本居住の日本人にとってとても有用と考えられる。
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海外の保険会社の契約はIFAと呼ばれる正規代理店が行い、アフターサポートまでを請け負う!
海外には日本とは比較にならないほどの金融商品・保険商品があると言われている。
こうした商品に興味を持ったとして、海外の保険会社の商品故にどうすれば良いか分からないと思う。
海外の保険会社は自社で直接クライアントを受け入れてはいない。
海外にあるIFA(Independent Financial Advisor)と呼ばれる正規代理店が契約からアフターサポートまでを請け負う事になっている。
なので、海外にあるIFAに連絡をする事になるのだが、海外のIFAなので連絡する事を躊躇してしまうかもしれない。
だが、日本人スタッフがいる海外IFAも存在している。
そうしたIFAを選べば、日本語でやり取りができるので安心できる。
今はZoomなどのインターネットツールも充実しているので、自宅にいながら日本語でやり取りできる便利な時代となった。
契約も日本にいながら可能なスキームがあり、保険料の支払いも銀行送金やクレジットカードでの引き落としに対応している保険会社が多いので、日本にいながらスタートができる。
先ずは商品概要を聞くところがスタートとなるが、日本人スタッフがいて、金融や商品知識に長けていてアフターサポートまでを責任持って対応してくれるIFAを選択して連絡してみれば良い。
日本居住の日本人の受け入れやサポート実績が豊富なIFAであれば、契約後も安心できる。
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