オフショア香港の生命保険会社は、日本居住の日本人の加入の門戸を年々狭めている。
興味がある人は行動を早めた方が良いだろう。
香港オフショア生命保険の日本居住日本人の受け入れ状況のまとめ!
日本の生命保険は利回りが1%にも満たず、早く死ななければ意味がないと揶揄されている。
香港など海外にある生命保険は利回り4%程度で運用されていて、死亡保障額も解約返戻金も年々増加していくのが大きな特徴でありメリットだ。
(2022年以降、世界的な金利上昇により利回りは更に向上している。)
香港などの海外では、こうした貯蓄性がある生命保険商品が一般的である。
日本では貯蓄と保険は別に考えろと言われたりするが、それは利回りが低く貯蓄性が低いからそう考えるしかないだけの話である。
貯蓄と保険を別々に考えても日本の生命保険は加入するだけの価値ある商品が見当たらないのだが…
一方、視野を海外に広げてみると、日本の常識は世界の非常識である事が分かる。
世界の常識は日本の非常識と言った方が正しいかもしれないが、これこそが日本と世界の金融格差と言える。
上のグラフは、日本と海外の生命保険の死亡保障額について、契約後の推移をイメージ化したものだ。
日本国内の生命保険は契約後も死亡保障額がほぼ一定であり、数値がほとんど変わらないので、日本国内の生命保険は契約するに値しない。
インフレ・物価高が進むと、相対的に損をしてしまう事になるからだ。
続いてこのグラフは、日本と海外の生命保険の解約返戻金について、契約後の推移をイメージ化したものである。
海外の生命保険はもしもの時の死亡保障と貯蓄性の両方を兼ね備えている事が分かるだろう。
しかし、保険業法の絡みがあり、日本の金融庁は香港などの金融庁に圧力を掛けていると言われており、日本居住の日本人を受け入れている海外の生命保険会社は年々減少している。
このようなホールライフ(Whole Life)と呼ばれる貯蓄型生命保険で日本居住の日本人を受け入れているのは、残念ながらサンライフ香港とFTLife社の2社だけとなっている。


(ユニバーサルライフ(Universal life)と呼ばれる生命保険で日本居住の日本人を受け入れてくれる保険会社もあるが、死亡保障額の設定が1億円以上となっていて、富裕層・資産家の相続向け商品となっている。)
香港の保険会社が提供する保険商品は香港にあるIFA(Independent Financial Adviser)と呼ばれる正規代理店を介して契約する事になる。
2018年6月までは香港に渡航して個人で直接契約する事が一般的であったが、それ以降は個人で新規契約をする事は不可となった。
だが、今でも契約できるスキームを持っている正規代理店(IFA)がある。
契約に興味があれば、日本人スタッフがいて、日本人に対しての契約やサポートの実績・経験が豊富な正規代理店を選べば間違いない。
このスキームは少々コストがかかるのだが、香港に渡航する事無く日本にいながら契約ができ、そのコストは香港に渡航するコストと比較したら安価である。
そもそも、日本国内の生命保険と比較したら利回りの良い生命保険に加入できると考えれば、とてもお得な話と言えるだろう。
香港の保険商品なので、契約は香港にある正規代理店(IFA)を介して行うのだが、正規代理店とは香港の保険当局である「香港保険業監管局」に登録されている会社の事である。
アフターサポートも正規代理店が担当する事になるので、自社でしっかりと行ってくれる正規代理店を選ばなくてはならない。
日本人スタッフがいて、日本人の受け入れ実績やサポート経験が豊富な正規代理店を選択すれば、契約時だけでなく、契約後も安心できる。
サンライフ香港はクーポン(配当)型商品や貯蓄性保険商品、アニュイティ(年金プラン)だったりと、貯蓄型生命保険以外にも様々な取扱商品がある。
FTLife社も貯蓄型保険商品などを提供している。
海外の保険商品に興味がある方は、ご自身のお考えや予算に対してどのような商品が合致するのかを、正規代理店に先ずは相談するところから始めて見ては如何だろうか?
*ご質問やご相談、正規代理店(IFA)の選定でお悩みの方はこちらから。
冒頭に書いたように、海外オフショアの生命保険会社は日本居住の日本人の新規受け入れの門戸を狭めている。
実際、海外の貯蓄型生命保険で日本居住の日本人を受け入れてくれているのはサンライフ香港社とFTLife社の2社しかないのが現状だ。
今より受け入れる会社が増える事は考え難く、現在契約が可能なサンライフ香港社やFTLife社も徐々に契約しにくくなるかもしれないし、いつどのタイミングでこの2社が日本居住の日本人の受け入れを停止するかは誰にも分からない。
通常、こうしたオフショア籍の保険会社が新規受け入れの停止を発表してから受け入れ最終日までの猶予期間は1ヶ月程度しか与えられない事がほとんどだ。
極端な事を言えば、サンライフ香港社やFTLife者も数ヶ月後に契約を打ち切る可能性も否定できない。
興味がある人は行動を急いだ方が良いだろう。
*ご質問やご相談はこちらから。
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