余裕資金をどこでどう運用するかは人生において大きな課題の一つと言えよう。
資産価値を上げていけるかどうか、子供や孫に資産を上手く承継していけるかどうかに繋がっていくからだ。
余裕資金を日本に置いていて資産価値は上がるかどうかを先ずは考えるべし!
私に余裕資金の相談をしてくる時点で、日本の経済状況や金融商品に辟易していて明るい未来を感じる事ができないのだと思う。
人口減少・少子高齢化が進む日本で今後経済が上向く事は考え辛い。
事実、21世紀になって以降は物価がほとんど上がらず、給与水準も変わらない。
(その一方、増税や社会保障費の負担割合が増加して可処分所得が減っている。)
そうした状況で多額の日本国債を発行しているが、その購入先として銀行や保険会社が利用されている。
日本国債は金利がとても低いが、それは金利を上げると返済額が多くなってしまうが為である。
銀行や保険会社は日本国債を半強制的に購入させられているが、その為に銀行金利は低く、保険会社は利回りの良い金融商品を組成できない。
このような国に余裕資金を置いていても資産価値が高まる確率は著しく低い。
逆に、インフレが起これば資産価値は目減りしていく。
なので、1000万円だろうが1億円だろうが、余裕資金を国内に置いておくべきではない!と言うのが私の主張となってくる。
では、どのように海外で資産運用をすればいいのだろうか?
海外での資産運用という以前に、先ずは海外に資産を移転させなくてはならない。
海外に資産を移転する事により、リスクの高い日本市場から資産を逃避させる事ができ、即ちは資産保全が行えるようになる。
香港などオフショア金融センターと呼ばれている地域では、安定的に4%程度の利回りで運用されている金融商品があり、日本人でも契約可能なものもある。
日本にいると利回り4%程度の金融商品はなかなか出会えないが、それは銀行や保険会社などの金融機関が日本国債を握らされているからである。
海外の保険会社などは日本国債などを相手にする事無く運用を行えるので、4%程度の利回りが可能となってくる。
(2022年の世界的な金利上昇により、利回り6~7%へと向上している!)
こうした商品を契約して資産を海外に送れば、資産逃避・資産保全、そして資産運用が同時に行える事となる。
クレジットカードで引き落としたり、海外送金をして、日本円を海外へと移して運用を行えるのだ。
商品によっては、契約者・被保険者を契約途中で変更できるものもあり、お子さんやお孫さんへ資産を承継していく事も可能となっている。
具体的にどのような商品が適しているかは、個々の考えや予算額によって異なってくる。
自分がどの商品が適しているのかや、どのような商品で振り分けるかは海外にある多くの保険会社の取り扱いがある正規代理店に直接問い合わせて聞いてみるのが一番だ。
契約時だけでなく、契約後もサポートしてもらわなければならないので、サポート力も重要視して正規代理店を選定する必要がある。
日本人スタッフがいる正規代理店もあるので、自分の大事な資産をどのように守り運用していくかを相談してみればよい。
タイトルの「1000万,2000万,3000万,5000万,1億円の余裕資金をどのように資産運用・資産保全するのがお勧めですか?」に対する私の回答だが、
・海外にある安定的な金融商品を活用して資産逃避・資産保全を行うべし
・具体的な契約商品は海外にある多くの保険会社と提携がある正規代理店に相談して決めるべし
となる。
契約した商品の受け皿として、海外に渡航できるようになった段階でHSBC香港などの銀行口座を開設する事もお勧めしたい。
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