明治安田生命・外貨建保険つみたてドル建終身の利回りの謎!表面利回りと実質利回りのどちらを採用しているかを要チェック!

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最近、日本国内の保険会社がドル建て保険商品の販売に熱心になっているように感じる。

日本円リスクに対する分散投資的な商品なのかなと思うが、その利回りが謎でしかない。

外貨建て保険商品の利回りについて検証してみた!

とある読者から明治安田生命の外貨建保険つみたてドル建終身は購入の価値がありますか?と質問がやってきた。

当該サイトに行くとシミュレーションができるようだ。

予定利率は2.5%となっている。

この資産結果は以下のようになった。

米ドルでそのまま受け取ると、返戻率111.6%となっている。

(為替変動がないと仮定して日本円で受け取ると111.2%だそうだ。

この0.4%分は為替交換手数料なのだろう。)

15年で111.6%はどう考えても年間利回り2.5%に満たないと思うのだが、15年の積立で複利運用した時の利回りを算出してみたら1.4%程度となった。

利回り2.5%となっているのが実際に計算してみると1.4%。

この差1.1%は手数料などだろうか?

利回り2.5%と言うのは表面利回りで、実質利回りが1.4%としたら、利回りの良い商品とは言えない。

読者からの質問、「この商品を購入する価値はありますか?」の回答は「購入する価値はない」となってくる。

明治安田生命に限らず、多くの保険会社が外貨建て商品を推奨しているように感じるが、おそらくは国内会社の外貨建て商品の利回りは同じような数字になるのだと思う。

(2023年2月に確認したところ、予定利率は3.1%になっていた。

同じように積立で複利運用したとシミュレーションして、その利回りを算出すると2.0%となった。

やはり、その差は1.1%。

1.1%は手数料として差し引かれるのだろう。)

営業マンが言葉巧みに営業してくるかもしれないが、その商品の本質を見抜かなくてはならない。

 

海外には実績値で利回り4%が確保された商品や6~7%の運用が見込まれる金融商品が普通に存在する!

今回のシミュレーションは15年の積立で行っているが、海外には15年間積み立てれば、返戻率140%が確保されている商品がある。

(↓インベスターズトラスト社S&P500Indexの利回り)

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そもそも、日本円リスクを考慮して外貨建て商品の契約を考えるのであれば、日本国内の外貨建て商品ではなく、ダイレクトに海外の商品を契約すべきだ。

日本の保険会社などは日本政府・金融庁の傘下にあるので、日本円リスクから本質的に回避ができない。

海外であれば、日本政府や金融庁から直接的にコントロールされないので、資産が守られるという利点がある。

日本円リスクの為に早めに海外に資産を逃避させたいのであれば、一括で支払える保険商品を検討するのも良いだろう。

利回り6~7%で運用され、契約10年前後に損益分岐点を迎え、15~20年で解約返戻金200%になるような商品もある↓

サンライフ香港SunGift(サンギフト)は貯蓄性保険商品!利回り約7%で資産保全/資産運用/資産承継プランとして評価できるのでお勧め!
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この商品のリターン額は以下のようになっている。

(トータルの解約返戻金÷支払い保険料の数値。)

◆10年目:130%
◆15年目:171%
◆20年目:261%
◆25年目:346%
◆30年目:557%

凄い数値だと思わないだろうか?

日本円リスクを回避しつつ、資産も増やせるプランと言える。

この保険商品は予定利率ではなく実績値をベースにしている。

日本の保険商品は予定利率であり、米国などの金利上昇などを予想して、あくまで予定で入れている数値である。

契約後に数値が変動してしまうので、先が読みにくい。

また、商品によっては市場価格調整なる設定によって解約時に返戻金が少なくなってしまう事もあるので商品概要をよく聞かなくてはならない。

(よく聞いても契約しない方が良いのだが。)

公的年金のマクロ経済スライドや国内保険会社の市場価格調整なるものを見ていると日本のシステムは資産を増やせないようになっている?
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一方、海外の保険商品は実績値で数値を入れている。

金利が悪い時でも利回り4%程度で運用されており、金利が良くなると、既契約商品も利回りを上昇させての運用となる。

海外の保険商品・金融商品を知ると、日本との金融格差を把握できる。

日本と海外の保険商品や金融商品、その実力差は大きく、どちらを選択すべきは明らかだ。

 

海外の商品と聞くと二の足を踏んでしまう人がいるが、こうした商品を扱っている正規代理店で日本人スタッフがいるところもある。

海外の金融商品を扱える正規代理店は日本国内にはないが、zoom等で海外在住の正規代理店の日本人スタッフと話が出来れば、日本国内の保険営業マンと知識の差が雲泥にある事も気付くと思う。

 

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