日本の保険会社が提供する商品で外貨建て保険や変額保険が人気となっているようだ。
外貨建て保険は円安から、変額保険は株高から人気になっているのかなと思う。
こうした商品はどれくらいの自由度があるのだろうか?
海外オフショア籍の貯蓄型保険商品はプラン変更のとても高い!
外貨保険のほとんどは米ドル建てだと思うが、そもそも日本の保険会社の運用利回りは低いので、大したリターンが得られる訳ではない。
そこに為替差益の分が乗っかって利回りが変化するのだろうが、だったら最初から海外オフショア籍の保険商品を契約していた方が良いだろう。
長期的に見れば利回り6~7%で複利運用されるので、将来的に資産価値がとても大きくなっていく。
また、日本の外貨建て保険商品を契約すると通貨も変えられず、自由度が全くない。
同じく最近人気となっている変額保険だが、こちらは債券や株式、国内・海外など様々なプランが用意されていて、その中から自分で選択できる商品もあったりする。
スイッチングも出来たりするが、イメージとしたら確定拠出に近く、わざわざ変額保険として契約してやる意味があるのかなと思ってしまう。
保険会社側としてはパッケージを用意するだけでリスクも負わずに売れるので、楽な商品と言えるのだろう。
こうした国内の商品はとても自由度が小さいと思う。
先ほども書いた海外の直型保険商品は長期的に見れば利回り6~7%で運用されている。
長期的に見ればと言うのは、契約直後は解約手数料率が高くなるのでそこまでの利回りにはならないという意味だ。
だが、例えば以下のように見積もりされている商品もあったりする。
・10年目:140%
・15年目:191%
・20年目:279%
・25年目:394%
・30年目:551%
直ぐに解約するとリターンが大きくないと言う意味では、現金化に対する流動性が気になるかもしれないが、長期的に見れる人であれば魅力的なリターンではないだろうか?
短期的な流動性を持たせない方にとっては自由度が小さいと言えるが、そこを除けば、自由度高くリターンを追い求めていける。
日本の保険会社は低金利の日本国債を半強制的に購入させられており、その日本国債に経営が左右されてしまうので、リターンを追い求める事ができない。
日本国債が無ければリターンが出せるかと言われれば、それも疑問であるが、日本国債の為に縛りが多く、自由度がそれほど持てないのである。
金融庁からの監視もあって、自由に活動できない部分も多い。
一方、海外の保険会社はそうした縛りはなく、自由度高く商品を組成できる部分が多いので、日本の保険会社よりも利回りの高い商品が設計できるようになっている。
(もちろん、海外の保険会社も各国の保険当局や金融庁の管理の下に経営をしている。)
こうした背景から、海外の保険商品は利回りだけでなく自由度の高いメリットがある。
◆契約通貨の変更
◆契約者や被保険者の名義変更
◆証券分割
単なる資産運用ではなく、資産承継商品としても活用できる。
また、日本にいながら契約ができ、海外に資産移転させる事ができるので、資産分散/資産保全/資産防衛としての機能も併せ持つ。
現状の日本の力を見れば、日本円を持っている場合ではなく米ドルを海外で持つことが重要であるが、そうした事を可能にする自由度があったりするのだ。
日本の保険営業マンは自信の売上の為に自社の外貨建て保険や変額保険を売るのは当たり前だが、そうした話に流されている時点で商品選択の自由度が狭い。
視野を広げて、資産をどのように守り、どのように価値を上げていくかを考えた時、日本国内の外貨建て保険や変額保険を契約している場合ではないと気付くはずだ。
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自由度の高い海外の保険商品の一例、サンライフ香港社のSunJoy Global!
海外の保険商品は日本の保険商品よりも自由度が高いと説明してきたが、例えば、サンライフ香港社のSunJoy Global(サンジョイ・グローバル)という商品を例に解説してみたい。

◆契約通貨
サンライフ香港社のSunJoy Globalは米ドル・カナダドル・英国ポンド・中国人民元から選択できるようになっている。
契約時にどの通貨で契約するかを決めるのだが、契約後にも通貨変更ができるようになっている。
契約途中で通貨選択できる自由度を持った商品はとても少ないと思う。
契約者や被保険者の名義変更
サンライフ香港社のSunJoy Globalは契約後に被保険者を何度も変更と言う興味深い特徴を持った商品になっている。
日本の生命保険商品でも契約者を変更できたりするが、被保険者を変更できる商品は聞いた事がない。
生命保険ではなく貯蓄型保険商品なので可能となるスキームかなと思うが、日本の保険商品で被保険者が変更できると言う話は聞いた事がない。
SunJoy Globalの満期は120歳となっているが、被保険者を変更すると、新たに設定された被保険者が120歳になるまでと満期が延長される。
契約者や被保険者の名義変更は限度が定められておらず何度も可能となっている。
お子さん、お孫さん・・・と名義変更していけば、子々孫々に亘り、永久的に証券を継続していく事ができるのだ。
その間に利回り6~7%で運用されれば、将来的にとてつもない証券価値となっていくはずだ。
証券分割
サンライフ香港社のSunJoy Globalは証券を分割できると言う特性も持っている。
これまた、日本の保険商品では聞いた事が無い話であり、貯蓄型保険商品なので成し得るスキームと言える。
サンライフ香港社のSunJoy Global、契約者や被保険者の名義変更を何度も変更可能と書いたが、それだけでなく証券の分割が可能となっている。
お子さんやお孫さんが複数人いる時に、その人数に合わせて証券を分割しておけば喧嘩になる事ははいはずだ。
相続時に争族となるケースがとても多いようだが、サンライフ香港社のSunJoy Globalであればそうした争い事を回避できるようになっている。
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海外の保険商品はIFAと呼ばれる正規代理店が契約からアフターサポートまでを請け負う!
日本の保険商品は保険会社が持っているインターネットの窓口や保険営業マンを介して契約することになるのが一般的だと思う。
だが、海外の保険会社の場合はそうしたように直接的に保険会社がクライアントを受け入れている訳ではない。
IFA(Independent Financial Advisor)と呼ばれる正規代理店を通して契約からアフターサポートを行ってもらう事になる。
日本の金融庁に登録されていない保険商品になれば、日本国内に正規代理店=IFAが存在しない事になる。
興味があれば海外にあるIFAに連絡する事になるのだが、海外のIFAと言えど日本人スタッフがいるIFAもあるので、身構える必要もない。
日本人スタッフがいて、日本人の受け入れやサポート実績が豊富なIFAに直接連絡する事が重要なポイントとなる。
海外のIFAであるかどうかは、そのIFAが登録されている国や地域の保険当局や金融庁に登録されているかを確認する必要がある。
例えば香港であれば、保険業を管理監督”Hong Kong Insurance Authority“や金融庁である”Securities & Futures Commission of Hong Kong“への登録を確認しなくてはならない。
現地の言語や英語サイトになるので確認が難しいかもしれないが、IFAと思われるところに直接質問して登録情報を聞いてみれば良い。
登録番号などを教えてもらえるはずだ。
中にはIFAのように装っている会社もあるので要注意。
また、紹介者や仲介会社など本来は契約に関係ない立場に入ってくる人がいる。
こうした人や会社は商品知識が乏しくサポートも杜撰であり、最後まで責任持って面倒見てくれる可能性は著しく低い。
契約やアフターサポートを請け負うのはIFAであり、IFA以外の人たちに個人情報を提供すべきでもない。
自社で責任持ってクライアントと直接向き合ってくれるIFAを探し出して、良き契約をしてもらいたいと思う。
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