日本人で生命保険に加入するタイミングは社会人になってからがほとんどだ。
だが、海外では少々事情が異なる。
生まれて直ぐの子を被保険者に生命保険の契約をするケースが多いのが海外!
日本では就職後に親や親戚から生命保険に入りなさい!と勧められるケースが多いと思う。
その中やそうやって言ってくる友人・知人に保険の営業マンがいる事が多いのだろうが。
また、身内だけでなく会社に出入りしている保険の営業マンに勧誘されるケースも多い。
生命保険は余命率が関わってくるので、同じ死亡保障額であれば若ければ若いほど、その支払額は少なく済む。
なので、社会に出て直ぐの人間が契約のターゲットとして保険の営業マンに狙われるのだが、ならば、もっと若い時に入っていた方が良い。
それは子供時代であり、もっと言えば、生まれて直ぐの赤ちゃん、0歳の時だったりする。
日本では子供や赤ちゃんを被保険者にする事はあまり聞かないかもしれないが、海外では普通に行われている事である。
小さい時から金融教育を受けていれば、0歳児で生命保険の契約をするのが一番良いというのを知っているからだ。
自分の生命保険は小さい頃に親が掛けてくれていて、代々そうした流れで契約をするのかもしれない。
とは言え、赤ちゃんや子供が生命保険の契約などできない。
海外の生命保険でも18歳以上は契約者となれないので、被保険者を自分の子供にして、契約者は親になるケースがほとんどだ。
親ではなく祖父母が契約者になる事もあれば、親が契約者で祖父母が支払い者となる事もある。
日本では20代中盤に生命保険に加入する人が多いとして、海外では生まれてから直ぐに生命保険に加入するとなれば、20年以上の差が生じている事になる。
それだけの期間、複利で運用されていたとするととても大きな差になってくる。
それ以上に大きな差になってくるのは、日本と海外の生命保険の利回りであるが…
日本の生命保険は利回り1%にも満たない。
海外の生命保険は利回り4%程度で回っている。
(2022年の世界的な金利上昇により、利回り6~7%へと向上している!)
日本の生命保険に加入するなら海外の生命保険に加入すべきであるが、複利で運用される事を考えれば、若ければ若いほどお得と言う訳だ。
海外の生命保険は18歳以上が契約者になれると書いたが、子供を被保険者として契約し、18歳になった段階で契約者名義も子供に変更する人もいる。
貯蓄性も高いので、親が契約者のままにしておき、親自身の将来の為に活用する人もいる。
契約から18年すると解約返戻金も溜まっているので、一部引き出しして学資保険代わりにしたりと自由度高く資金を活用する事ができる。
また、余り知られていないが、生命保険の名義変更には贈与税がかからない。
親の資産で子供の保険を契約し、それが運用によって大きくなり、名義変更しても贈与税がかからないので、相続対策としても活用できるのだ。

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