2025年版 世界パスポートランキングTOP10!日本はビザなしで渡航できる国/地域数が多いが日本円の資産移転(キャピタルフライト)は困難!

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市民権や永住権の取得支援を手掛けるヘンリー&パートナーズがまとめた、ビザなしで渡航できる国や地域の数を比較した世界パスポート(旅券)ランキングの2025年版が発表となった。

日本のパスポートは193の国・地域にビザなしで渡航でき、世界第2位となっている。

https://www.henleyglobal.com/passport-index/ranking

世界最級のパスポートはシンガポール!

ランキングのTOP10を抜粋してみると以下のようになる。

順位 国名 ビザなしで渡航
可能な国・地域数
1位 シンガポール 195
2位 日本 193
3位 フィンランド
フランス
ドイツ
イタリア
韓国
スペイン
192
9位 オーストリア
デンマーク
アイルランド
ルクセンブルグ
オランダ
ノルウェー
スウェーデン
191

1位はシンガポールとなっている。

世界には227の国・地域とあるようで、TOP10の国は8割以上の国にビザなしで渡航できる。

このランキング、コロナ禍前までは日本は1位だったと記憶しているが、それでも今でも世界第2位で193の国と地域に自由に行けるので不都合は感じないはずだ。

コロナ禍で中国への渡航が大変ではあったが、2024年12月からビザなし渡航が解禁されて、今はほぼコロナ禍前と同じ状態に戻っていると思う。

ちなみにであるが、WORST3の国とビザなしで渡航できる国・地域はイラクが31、シリアが27、アフガニスタンが26となっている。

トップとワーストの差は拡大していて、過去最大となっているようだ。

 

日本は多くの国や地域にビザなしで渡航できるが、それだけ日本と言う国が信頼・信用されている証といる。

日本人が信頼・信用されていると置き換えられると思う。

信頼・信用ではなく、何かやらかしてしまう人が少ない平和な人種と言う点が大きいのかもしれない。

世界最強クラスのパスポートを持っている日本人、見聞を広める為に世界へどんどん旅したいところであるが、コロナ禍後半から始まった円安に日本人は苦しめられている。

また、世界的にインフレーションが進行しているが、日本よりも世界のインフレ率の方が進行が早く、日本人にとって海外旅行は徐々に高嶺の花となりつつあるようだ。

 

日本人の移動はしやすく日本円の移動はしにくい!

世界で第2位、最強クラスのパスポートを持つ事が出来る日本人。

円安・インフレで旅行し辛い点はさておき、パスポート的には多くの国や地域に自由に渡航ができる。

だが、その一方で日本円を自由に渡航させる事は難しい。

日本だけでなく、世界的にマネーロンダリング対策が厳しくなっていて資産移転をするのは年々難しくなっているのだが、その中でも日本円は違った意味の難しさがある。

それは、日本政府が海外に日本円が流出するのを防ぎたい思惑があり規制を強化している事と、日本居住の日本人は海外の多くの保険会社等の金融機関から受け入れお断りと言われているからである。

渡航するのに世界最強のパスポートを持てる日本人だが、日本円を渡航させるのは最弱レベルとなっている。

だが、それでも日本居住の日本人を受け入れてくれる海外の保険会社・金融機関は存在する。

難しさがあるという事は、それだけ価値があるという事。

日本に余裕資金を置いていても資産価値が増えるイメージはし辛いと思うが、海外には年間利回り6~7%程度の複利運用で安定的に回っている保険商品も存在する。

日本国内に日本円だけで資産を持つという大きなリスクを抱えた状態から、海外を活用して資産分散を行う事はリスクヘッジにも繋がる。

海外の保険商品はクレジットカードで引き落としができるものが多く、契約も日本にいながら行えるものが多いので、海外に渡航する事無く日本にいながら資産移転ができる。

日本人が海外渡航する事が難しくなりつつあるのは、裏を返せば日本円の力が落ちている事を意味する。

日本円リスク・インフレリスクの対策を講じなければならないはずだ。

なので、こうした状況でも、否こうした状況だからこそ、実行できる資産移転は早め早めに行っておいた方が良いと思う。

日本の人口減少・少子高齢化の流れを見ると、今後日本経済・日本円が力を持つとは考え辛い。

日本政府は日本円が流出するのを嫌がっているので、いつまで海外への資産移転が自由に行えるかは分からない。

今より規制が緩くなる事は考えられず、厳しくなる一方なはずなので、資産だけでも先に海外に行かせておくことを考えてみては如何だろうか?

利回りある海外の保険商品を使って海外に移転させたお金は、仮に円高になっても消える訳でなく、その利回りで資産価値は大きくなっていくはずだ。

これこそがリスクヘッジと言えるのだ。

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