日本では「貯蓄と保険は別のもの」と言われるが、「貯蓄型保険は無駄」とまで言っている人もいる。
これはあくまで日本のお話であり、海外に目を向けるとおすすめできる貯蓄型保険商品は存在する。
(日本の場合は貯蓄も保険も契約に値する商品がなく、困った環境となっている。)
貯蓄型保険商品おすすめランキング!
貯蓄型保険が無駄と言われているのは日本国内での話となっている。
日本の保険会社は超低金利な日本国債を半強制的に購入させられているので、利回りが出るような商品を組成できない。
(銀行が良いサービスを提供できないのも同じような理由となっている。
つまりは、日本は資産保全したり資産運用するのに適した環境となっていない。)
海外の保険会社の場合は日本国債などを購入する理由がなく、利回りが良い商品が組成できる。
特に、オフショア金融センターと呼ばれる国や地域では優れた金融商品を提供しやすいような法整備や環境が整っていて、日本とは比較にならないような商品が上市されているのだ。
日本居住の日本人でも購入可能な貯蓄型保険商品でおすすめできるものを幾つか紹介してみたい。
ランキングとタイトルに入れているが、実際には個々によって契約すべき商品は異なってくるので、順位付けをするのは止めておきたい。
順位は付けないと言いつつではあるが、一番お勧めできるのは「サンライフ香港」が提供している貯蓄型保険商品である。
SunJoyやSunGiftがおすすめと言えるが、自分自身の為であればSunJoy、お子さんやお孫さんへの資産承継までを考えているのであればSunGiftが良いと思う。


似たような特性を持った2つの貯蓄型保険商品なのだが、25年まではSunjoyの方がリターン率が良く、それ以降はSunGiftの方がリターン率が良くなっているので、自分自身の為であればSunjoy、資産承継まで視野に入れればSunGiftという選択肢となってくるのだ。
3年後 | 10年後 | 15年後 | 20年後 | 25年後 | 30年後 | |
SunJoy | 73% | 140% | 191% | 279% | 394% | 551% |
SunGift | 22% | 130% | 171% | 261% | 346% | 557% |
この数字を見れば、貯蓄型保険商品が無駄だと考える人はいなくなるはずだ。
これらの商品は契約者や被保険者を何度も変更する事が可能となっているので、資産承継プランとしても活用できる。
CTF Life社(旧名FTLife社)でもSunjoyやSunGiftと似た似たような貯蓄型保険商品が提供されているが、サンライフ社は後発でこうした貯蓄型保険商品を上市していて、結果的にサンライフ香港社の方がよりメリットがある特性を持った商品となっている。
法人で貯蓄型保険商品を検討したいのであれば、Stellarというプランがお勧めできる。

契約当初の資産圧縮率が高く、資産が圧縮されている段階で代表取締役などの個人に譲渡する事で損金算入するスキームを活用すれば節税保険として活用できるからだ。
3年後 | 10年後 | 15年後 | 20年後 | 25年後 | 30年後 | |
Stellar | 3% | 124% | 271% | 271% | 271% | 545% |
これらの商品は銀行間送金やクレジットカードでの引き落としが可能だが、Stellarは支払期間を長く取れるのも特徴として挙げられる。
全期前納 | 2年払い | 5年払い | 6年払い | 12年払い | 18年払い | |
SunJoy | 〇 | 〇 | 〇 | × | × | × |
SunGift | 〇 | 〇 | 〇 | × | × | × |
Stellar | 〇 | 〇 | × | 〇 | 〇 | 〇 |
このように貯蓄型保険商品で契約に値するものは存在している。
保険と言う部分で見ても、保険金が保険料を下回る事は無いので、損をしない仕組みとなっている。
保険部分を厚くしたいのであれば、貯蓄型生命保険を選べば良い。

こうした商品に興味があれば、IFA(Independent Financial Adviser)と呼ばれる正規代理店に連絡して自分自身がどの商品が合致しているかを相談してみてもらえればと思う。
日本の商品ではないので日本に正規代理店は存在しないのだが、日本人スタッフがいる正規代理店も存在する。
正規代理店は契約だけでなくアフターサポートも請け負う機関となっているので、日本人の契約やサポート実績が豊富正規代理店を選ぶ事が重要と言える。
⇒ ご質問やご相談、正規代理店の選定でお悩みの方はこちらから。
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