「2025年問題」や「2030年問題」はご存じだろうか?
2025年や2030年頃に起きると言われている日本の諸問題を総称している言葉・問題である。
2025年や2030年以前に多くの問題が起こる可能性も大きい!
「2025年問題」「2030年問題」が具体的にどんな問題かと言えば・・・
・人口減少
・少子化
・高齢化
・労働力不足
・日本経済の鈍化
・年金問題
・医療費や介護費負担の増大
調べるといろいろと出てくる。
原因と結果が混在してしまっているが、人口減少・少子高齢化が原因で日本の経済力が鈍化し、社会保障費の負担が増えると考えれば良いだろう。
この問題、冷静に考えれば将来的に起こるなどと悠長なことを言っている余裕があるとは思えない。
現在進行形で徐々に悪化している事柄であり、身を持って体感している人も多いはず。
2025や2030がキリの良い数字なので「2025年問題」や「2030年問題」としているのだろう。
2030年には3人に1人が65歳以上の高齢者となる事や、SDGsが2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す事を国際目標に掲げているので、2030年と少し先に目を置いているのではないかと思う。
だが、何度も言うようにそんなに呑気な事を言っていられる状況ではない。
人口減少・少子高齢化の問題は20世紀末から言われていた話であり、人口動態(人口ピラミッド)は誤魔化しが効かない。
今年生まれた子が18年後に成人になる訳だが、移民でも受け入れない限り、18年後の成人年齢が増えるわけではない。
18年後の人口はおおよそ予想できるのだが、日本の人口動態は人口オーナスが進んでいるので、簡単には人口ボーナスに転じる事はできない。
少なくとも、私が生きている間に日本が人口ボーナスになる事はないだろう。
「2025年問題」や「2030年問題」、はたまた「2040年問題」「2050年問題」と言われるが、その数字に意味はない。
現在進行形で悪化が進み破綻に進んでいる日本の社会保障制度は誰の手でも止める事はできないだろう。
コロナウイルスにより更に日本の経済状態は悪化した。
今後、日本円の価値は下がり、インフレーションが進んでいく可能性もある。
また、コロナウイルス対応を見ていて、日本政府が真の意味で国民を守ってくれるとは思えないと感じている人も多いと思う。
自分の資産を守る事、そして、社会保障に頼るのではなく自助努力で将来資金を構築していく必要性があるはずだ。
2025年や2030年ではなく、もっと早い段階で大きな転換期が来てしまうかもしれない。
2024年の新札発行も一つの恐ろしいイベントと感じる。
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