生命保険の保険料がどのように決まるのかはこのブログでも何度かお伝えしている。
その説明の際に色々な語句を使っているが、今回は「純保険料」と「付加保険料」という言葉に注目して解説してみたい。
純保険料と付加保険料、どちらの点から見ても海外オフショア籍の保険会社に日本の保険会社は勝てないはずだ!
生命保険の純保険料と付加保険料とはどういったものになるのだろうか?
保険料となっているので、支払う金額になってくる。
(保険金が受け取れる金額。)
先ず純保険料とは、クライアントに将来支払うべき保険金に対する保険料となっている。
この純保険料は保険会社が過去のデータから算出する「死亡予定率」と保険会社の運用による「予定利率」から導き出される。
死亡予定率は余命率などから算出され性別や契約時年齢などによって異なってくるが、扱っているデータに間違いが無ければ保険会社でそれほど異なる事はない。
一方の予定利率は保険会社の運用力によるものなので実力差が如実に表れる。
とは言え、日本国内の保険会社は超低金利な日本国債を半強制的に購入させられており、利回りが出る環境ではなく団栗の背比べとなっている。
ただし、海外の保険会社は日本国債などに目を向ける事なく利回りを安定的に出せるので、日本と海外の保険会社の差は大きくなる。
ここで一つ断りを入れておくが、海外の保険会社とは海外に籍を置く保険会社の事であり、日本で活動している、所謂、外資系保険会社の事ではない。
特に、金融立国と言われ金融で国や地域を成り立たせているオフショア金融センターの保険会社は利回りの良い保険商品を提供しやすい環境となっている。
次に付加保険料についてだが、これは保険会社そのものや保険事業を維持する為の経費から算出されるものである。
人件費や広告宣伝費などが主な付加保険料と言える。
日本の保険会社は多くの営業マン・セールスレディを抱え、テレビCMなどにもお金を掛けている。
海外と比較してその割合は大きい。
日本の保険会社は付加保険料に多くの経費を掛けているので、結果的にクライアントにそのしわ寄せいくのである。
純保険料+付加保険料=支払保険料と言えるが、日本の保険会社は保険料が高くなる要素しかない。
即ちは、日本の保険商品は保険料が高いという事である。
保険料が安い生命保険を見つけたければ、海外、特にオフショアに目を向けるべきと言える。
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