富裕層は資産をどのように次世代に遺していくかを考えなくてはならない。
それは何故なら、日本の相続税が高過ぎるから。
資産承継は早め早めに対処しておくべきだが、そうなると如何に生前贈与すべきかを考える必要が出てくる。
資産承継・生前贈与する際のポイントとは?
相続対策を高齢になってから行おうとすると難しくなる。
一気に資産を子供や孫に移そうとすると、結果的に贈与税の方が相続税よりも高くなってしまうケースが多い。
また、高額であれば目につきやすく、亡くなる直前(3年以内)に贈与した資産は相続税の対象とみなされたりする。
時間に余裕を持って資産承継を行う事が重要になるが、それはイコールで贈与を如何に行うかという事になってくる。
単純に資産を子供や孫に移しただけでは高額な贈与税の対象になるので、ポイントを踏まえて資産承継を実行しなくてはならない。
そのポイントとは、
①資産の圧縮効果
②将来的に時価総額(解約返戻金)が上昇
③名義変更の自由度の高さ
となってくる。
①資産の圧縮効果は、単純に贈与をするとその金額が贈与税の対象となってしまうが、その際に資産価値が圧縮(価値が減少)していれば贈与税の支払いを抑える事ができる。
だが、資産価値が減少しただけでは意味がないので、その後、資産価値が上昇していく必要がある。
それが、②将来的に時価総額(解約返戻金)が上昇する事となるのだが、つまりは贈与した時は資産価値が低く、将来的に時価総額が上昇していけば、元々相続しようとしていた資産額以上の金額をお子さんやお孫さんが将来的に手にすることができる。
契約時数年後は解約返戻金が低く、将来的に解約返戻金が上昇していけば良い。
こうしたポイントを聞くと、中小企業経営者であれば、全損タイプの法人の生命保険をイメージするかもしれない。
ただし、日本のそうした生命保険は国税に目を付けられて、今では目にしなくなっている。
だが、海外であればそうした生命保険は存在し、個人でも法人でも加入可能。
解約返戻金は12~3年後に損益分岐点を迎え、18年後には資産は2倍、36年後には4倍と増えていく。
こうした商品を活用して資産承継を行っている人がいるのだ。

自分の資産を承継して資産が増えていき、お子さんやお孫さんは喜ぶと思うが、そうなるとお子さんやお孫さんも資産承継を考える必要が出てくる。
だが、海外では契約者や被保険者の名義を変更できる保険証券もあったりする。
それが、③名義変更の自由度の高さとなる。
名義変更を都度行っていけば、永遠に資産を承継していける事になる。
また、保険証券を複数人に分割できる商品もあるので、そうした保険商品であれば、資産を継がせたいお子さん・お孫さんが複数いても対応可能となっている。

日本国内では考えられない金融商品が世界には存在する。
こうした商品、実は相続税がない地域で上市されているのだ。
日本の金融商品の汎用性の狭さ、海外の金融商品の自由度の高さを感じる事ができる。
今回紹介した商品やスキームに興味があれば、海外の金融商品を扱うIFA(Independent Financial Adviser)と呼ばれる正規代理店に直接連絡してみてもらいたい。
海外の金融商品を扱うIFAなので、海外にあるIFAに連絡する事になるがす、日本人スタッフがいて、日本人の受け入れやサポート実績が豊富なIFAも存在する。
更に言えば、日本の法律や税制にも詳しいIFAに連絡して相談してみればよいだろう。
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